Serangga dari Indonesia
―Mt.Arfak 5日目―
(3.V.2014)
参加者: いーぐる, ゾンネ, dazai39
昨日までに殆どの希望が達せられたので
残りは山小屋の近くで観察します
内容は2/27-28の分とさほど変わり映え在りませんので
ここでは写真を多めに載せたいと思います
やはり、この日も気候は同じでした
すなわち、
AM 5-11 晴れ
AM 11-12 霧
PM 1-2 雨
PM 6〜 晴れ(霧)
基本的に観察は午前中とライトトラップで
私は只管トリバネ観察と
飛来しない時間は他の甲虫を観察したり。
トリバネに関しては
J氏の飼育場脇での観察なのですが
何故か飛来する個体はすべて♀
恐らく近くに食草があるため産卵に訪れているのでしょう
私たちが訪れた時期はゴライアス、チトヌスの♀が群を抜いて多く
パラデシアは飛来しませんでした
しかしJ氏が
「今日部下が種親採ってくるから、パラデシアも見せてあげるよ」
と言ってくれたことにより、少し気が楽にはなりましたが
そんなこんなで昼に観察されたものは以下の通り
小昆虫も探してみると非常に多いのです
また、山の上にあるこの部落には
子どもらが非常に多く
何時も採集の時に付いて来てくれます
彼らも私らに慣れてくると
そこらで虫を採ってはこちらへ持ってくるのです
時たま飴をあげるのですが
喜んでどんどん持ってきます
次第に人数も増え、若干閉口なのですが
さらに持ってくるものが大抵同一種類を沢山という…
ゾンネの好きな小昆虫部類が大半を占め
私は只管飴を配り、ゾンネに渡すといったことを繰り返していました
しかし時には「これ何処にいたんだ!」
と問いたくなる種類も居て
いーぐるは子供らが降りてゆく道にある樹を見つけ
ネブトクワガタを観察していました
その他飼育場の周りには
数か所樹液が滴る木があって
シュモクバエ,スズメバチ,サビクワガタ
ネブトクワガタは常連のようです
昼過ぎで山小屋に引き上げた後
J氏のスタッフがトリバネの種親探しから戻ってきました
袋の中には
今回私が見られなかったO.goliath♂、O.paradisea♂が!
goliathは前翅、後翅とも金色で、何しろでかく
Detaniさん曰く「飛んでいる時は一番綺麗かもしれません」
とのことで、期待していたのですが、
今回飛翔する姿は見られませんでした
paradiseaはその名の通りゴクラクトリバネアゲハ
後翅に細い尾状突起があり、極楽鳥の様
このトリバネは少し変わっていて
危険を感じると香気を発します
他のトリバネではこの特性はなく、
何故paradiseaのみこの特性を持つのかは良くわかりません
この香気は、決して強い主張はせず
微かに感じられる、さり気無さが高貴です
バニラに近いようにも思われますが
でもよくよく考えると
香気は食草(ウマノスズクサ)に起因するはずですよね
私の学科ですと、この香気はどういった物質であるのか
構造を決定し、それがどの様な系列の物質であるかを区分し
そしてどのような生合成系経路を経るのかを調べ
この類似構造を人工的に作り出すことができれば
香気を再現できるのではなかろか?
なんてことを考えたりします
"paradisea"なんて香水が、何時かお目見えするかも判りませんね
ライトトラップでも
さほど変わり映えはありませんが
割合甲虫の種類が多かったように思われます
例えば今まであまり飛来しなかった
セスジタカネパプアカブト(Chalcocrates felschei)
ヒメカブトに紛れてあまり多くはなかった
サイカブトの類
ウスバカミキリの仲間など
11時過ぎにはヘラクレスサンも飛来し
行く前は珍種といわれていたこの巨蛾を
ほぼ毎日見られたことになります
相も変わらず
山小屋の中にも蛾が大量に侵入してきまして
電気を消し、床に就き
懐中電灯で天井を照らすと
行き場をなくした蛾が
真っ黒黒助の様
電気を付けたままにしておくと
夢でも蛾に襲われます
TO BE CONTINUED
Serangga dari Indonesia
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by dazai39
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