奄美 森と海と虫
〜奄美大島編〜
(27.W〜2.X.2006)
参加者 ギャング・エイジとか
皆さん,「奄美」というところをご存知ですか。
鹿児島薩摩・大隈半島と沖縄本島の間に位置する島々。知っていますか?
奄美に行きたくなり、行きました。
主に虫捕りをしました。
美しい所です。
大島にて (4月27日〜5月2日)
早朝下宿を出て、羽田から飛行機、昼過ぎには島に着きました。
第一の街名瀬(なせ)に着いたら、前も泊まった旅館に荷物を置いて、市内観光をしました。
奄美の中心だけあって何でもある感じ、楽しい街です。
拝山からの展望
ラーメン食ったり、服見たり、古本屋行ったりしました。
夕食は豚足、かれい、さしみと僕の大好物だらけでした。(ビジネス旅館畠山)
初日、天気は曇りでした。
2日目、おにぎりを作ってもらって一日中名瀬の裏山にいました。
そこそこ整備されていて、散歩する人も多かったです。
もうヤブ蚊に刺されました。
そこそこ虫とれました
アメイロカミキリ
山頂にトンボが群飛していました。
ウスバキトンボでした。
春に世界の熱帯・亜熱帯に発生し、どんどん北上して晩秋に死滅するという変わった生態のトンボです。夏、本土でふつうに見られますが生まれは違うと言うことです。
あと、虫を落とし穴式にプラスチックコップで捕らえるわなを40個仕掛けました。
石の下にはサソリモドキがたくさんいました。
この日も夕食は最高にうまくて、天気はくもりとちょっと雨でした。
朝から雨が降っていてだらだらテレビを見ていると、元ちとせ in 台湾 という特集をやっていました。
バスにしようかとも思いましたが、旅館に荷物をいくらか置かせてもらってレンタル原付にしました。
取りたての免許でこわごわ運転すること1時間、知名瀬で一休み。海岸をあさりました。
すげーいい海岸
サンゴの浜からハサミムシ
野鳥の会の人に会いました。この後野生動物保護センターでおもしろい講演会があると聞き、これはチャンスと急ぎました。
マダガスカルの生物の多様性を思い知らされました。
地元の人たちも楽しんでいました。
その後ずーと原付で19時頃まで乗りっぱなし、(途中の景色は素晴らしかったのですが・・・写真はいまいちですね)湯湾の集落に着いてちょっと花を掬って、宿に泊まりました。
この日は昼過ぎからだんだん晴れていきました。夕焼けがきれいでした
オオシマオオトラフコガネ♂
4日目 朝から夜まで晴れ!
9時に宿を出てだらだら沢沿いの道を上ります。
早速アカボシゴマダラが群飛していました。でもめんどくさいので採りません。
オオシマ?トビナナフシ
うずくまっているコブバネゴマフカミキリ
湿った道へ・・・
しめった材には〜
なんとかキノコゴミムシダマシ
イシノミ
強いて言えばくものような変な生き物
で、その下には巨大ミミズ(うわさによると奄美には21種のミミズがいて名前が付いているのはそのうち2種だそうです)
ほかにも落枝に芸術的なタイワンクツワムシ
古い立ち枯れには、ゾウムシと
目立たないけれどヒラタヒシバッタ
カニはいるし、菌類も多くておもしろい!
イノシシ猟の人にも会いました。
そんなこんなで昼すぎにこの道を抜け、大きな道路に出ました。
おお、
満開のアカメガシワがー
ここでたーくさんの虫を捕りました☆
コメツキ、ハナムグリ、ゾウムシ、ハムシ・・・
湯湾岳は奄美の最高峰(694M)。山頂付近は保護区に指定されています。貴重な動植物がたくさんいるそうです。
キベリヒラタノミハムシ
で、次は住用に抜ける林道赤土線へ。
ここはすごい、
全然人は通らないし、
アマミヒゲナガコメツキだし、
景色いいし、
アマミノクロウサギの糞はあるし、
ルリカケスはみられたし、
たくさんのリュウキュウルリボシカミキリの交尾も見られたし、
楽しかった反面、
人間が捨てた、野生動物を食って生きている野良猫、
虫捕りをする人が残していったと推測できる大量のごみ
があって残念でした。
夜までかかって、住用村新村の宿に着き、泊まりました。
夕食がとても豪勢でした。
おばさんは年齢よりもとても若く、いろいろな話をしてくれました。
5日目はほぼ一日中雨でした。
昨日ブユ(大島ではブトと呼ぶ)にたくさん刺されており、
かゆい ねむる 食う テレビ見る
と、そんな一日でした。
でも夜、等翅目の虫を研究されている人とアセスメントの仕事をされている人と4人、虫と大学の話で盛り上がりました。
6日目 雨のちくもりでした。
名瀬に戻っておみやげ買ったりしました。
拝山に仕掛けたわなを回収しました。
下草が多くてもあまりかからなかった場所
ちょっとだけ入ってました。
ほとんどクモでしたけど
やっぱり夕食は最高でした。
By ギャング・エイジ
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||