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この採集記はエビフライのしっぽ


(24-30.V.2019)


参加者:ガッキー, クレイン, ざえる, ドロポン








この採集記を書く意味はあるのだろうか.

確かに, 日付ごとではなく, 各自のテーマに沿って採集記を書くスタイルを提案したのは筆者だけれども.

クレインの素晴らしい写真と, ガッキーのトビイロエンマ&各種カミキリで美味しいところを全て持って行かれてしまったような…

エビフライで例えるなら身のところ全部食べられて尻尾だけ残ってるみたいな, そんな状況です.

筆者は, エビフライの尻尾は食べる派なので別にいいのですが,

尻尾を残す人にとったら食べるものは何もない, お手上げな状況なわけですね…





そんなわけで筆者は未出ネタに話を絞らねばならないのですが,

筆者のお目当てだったヨナグニアカアシカタゾウムシはクレインの採集記で既出.

なんじゃそりゃ…





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未出のネタとして, 朽木から得たキクイゾウムシの仲間が複数種.

この仲間は属まで落とすので精一杯だけど(属レベルでも自信がない), 造形に注目してみるととても面白い仲間だと思います.


キクイゾウムシの仲間

他にも朽木からはホソカタムシの仲間も.


ホソカタムシの仲間





最近少しばかり力を入れている海岸での採集では, マルヒラスナゴミダマがたくさん湧き出ているのを見つけたり,
海岸によってオオマルチビゴミムシダマシが優占していたり,
はたまたコマルチビゴミムシダマシが優占していたりすることに気付けたりもして楽しかったです.


マルヒラスナゴミムシダマシ Diphyrrhynchus oharensis


コマルチビゴミムシダマシ Nesocaedius minimus / オオマルチビゴミムシダマシ Caedius maderi

昼間に林道をぶらついていたらサキシマヒラタを見つけました. 筆者にとってはオキナワヒラタに続く離島ヒラタということになります.
サキシマヒラタクワガタ Dorcus (Serrognathus) titanus sakishimanus



与那国島滞在中の最大の成果といえば, 珍品とされている(らしい)与那国島の未記載サシガメを偶然にも見つけてしまったことだと思います.


Scadra sp.

教えていただくまで存在すら知らなかった様な感じなので, 見つけた時にあまり実感は湧きませんでしたが, 良い経験ができたように感じます.


今回はこのくらいで...

それでは!





今日はここらでよかろうかい……

筆 ドロポン





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