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海岸採集X~北国ゾウムシ探し~


(13-15.Y.2019)


参加者:ドロポン
ゲスト : 高校同期 2 名








こんにちは!ドロポンです.

みなさんは夏休みいかがお過ごしでしょうか? 今回は 6 月に全休を利用して行なったソロ遠征についてのお話です.




6 月 13 日, バイトを終えた後新宿から秋田行きの夜行バスに乗車.

翌日の早朝に秋田駅に到着.

ここで現地で下宿している高校の同期と合流します.

今回は同期に案内と運転をお願いしました.

虫屋というわけでもないのに, 本当に助かりました. ありがとう.





今回の目的は, 日本海沿岸を中心に棲息するゾウムシ, スナムグリヒョウタンゾウムシです.

これまでの海岸採集では太平洋沿岸を中心に棲息するトビイロヒョウタンゾウムシを追ってきましたが, 今回はトビイロとは同属の別種ということになります.




そしてもう一つ, 北方を中心に棲息するシラフヒョウタンゾウムシ.

上記 2 種とは別属ですが, 海岸に棲息する種です.

以前目にした分布では日本海側は青森以北ということになっていましたが, 秋田県ではどうなんだろう…?



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まずは県南部の砂浜へ.

一面のハマヒルガオが迎えてくれました.



これは行けそう… と思ったのですが, 上手くいかない.

同期が不安そうに見つめる中, 頑張って篩いました. 結果,


スナムグリヒョウタンゾウムシ Scepticus tigrinus

なんとか一頭召喚.


続けるものの後が続かず, 敗退.

やはり地表温度が上がる昼間は地中深く潜っているのだろうか…



続いて少し北上.

ここでは植物の根際から 4, 5 頭 がまとまって姿を現しました.

同期も篩にチャレンジ. 見事に掘り当てていました.




スナムグリヒョウタンゾウムシ Scepticus tigrinus



ここで一旦昼食.
秋田駅まで戻り, 秋田名物稲庭うどんと比内地鶏を食べました.
美味しかったです.






後半戦はさらに北上して実施.

男鹿付近の海岸へ.

日も傾き, 地表温度もかなり下がってきたように感じる.
と思ったらやっぱり, 地表を歩いている個体がポツポツと目につきました.

やっぱり効率よく採集するには時間帯は大切だと思われます.




スナムグリヒョウタンゾウムシ Scepticus tigrinus



最終的に半日で 10 頭程見つけられました.

ただ, 全てスナムグリで, シラフの姿は確認できませんでした.
やはり青森に行くしかないのだろうか…




秋田駅に戻り同期と夕食をとり, 帰りの夜行バスに乗り込みました.

半日のみの弾丸遠征でしたが, とても楽しかったです.



それでは!






今日はここらでよかろうかい……

筆 ドロポン





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