昆研HP TOPへ

春の野に遊ぶ


(14.W.2019)


参加者:
3年生 : 宇治金時, ガッキー, ドロポン, ネオ
2年生 : ざえる
1年生 : 6名








こんにちは!ドロポンです。

今年も新歓の季節がやってきました。


今回は新歓第一弾として、春の妖精ギフチョウを探しに行ってきました。

サオリの次の日であったにも関わらず6人の新入生が参加してくれました。フットワーク軽いな…


筆者は先週運転免許を取ったばかりで運転には「強い」不安感を抱いていたのですが、
全行程において大きな事故もなく無事に新歓を終えることができました。


さらに今回は宇治金時が自宅の車を出してくれたので非常に助かりました。ありがたい。



*****************************



農学部キャンパスを7時過ぎに出発し、一路新潟へ。

ポイントに着いたのは12時頃でした。

雨予報でしたが幸い雨は降っておらず、雲間から太陽が顔を覗かせていました。


杉材が積んである場所では、ヒメスギカミキリの運動会が行われていました。


ヒメスギカミキリ Callidiellum rufipenne (Motshulsky, 1860)


大量のヒメスギカミキリに混じってビャクシンカミキリの姿も発見。




ビャクシンカミキリ Semanotus bifasciatus (Motschulsky, 1857)


さらに、そのビャクシンカミキリに混じってカラーリングのそっくりなカッコウムシも。



アリモドキカッコウムシ Thanasimus lewis (Jacobson, 1911)



昼間にビャクシンカミキリが歩き回っているのを発見し、ガッキー大興奮。

誰よりも嬉々としてビャクシンをつまんでいました。





カタクリ Erythronium japonicum Dence


カタクリが咲き乱れる地面には、美しいハムシの姿が。


ニッコウルリハムシ Chrysolina nikkoensis (Jacoby) ?


Chrysolinaには類似種が多く存在しているので同定になかなか手間がかかりますね...

本種は前胸背板の点刻により他種と判別しました。




昼を過ぎ、気温がかなり上がってきた頃に筆者は、林内をふわふわと舞うギフチョウの姿を発見。

網も持たずにぶらついていたので、戻ってざえるに伝えると目を輝かせながら林内にかけていきました。

しばらくして戻ってきた彼の網の中には美しいギフチョウの姿が。




ギフチョウ Luehdorfia japonica

その後一年生も林内へ入り、無事に採集できたようです。
これで一安心。

飛んでくるルリタテハやコツバメを追いかけたり、
地面を歩くヒメツチハンミョウを嬉々として摘んだり、
撮影に熱中したりと楽しんでくれたようで?良かったです。





ヒメツチハンミョウ Meloe coarctatus


ガッキーはホホジロアシナガゾウムシを見つけていたようで、ありがたく筆者がいただきました。


ホホジロアシナガゾウムシ Mecysolobus erro (Roelofs)


最後はざえるがしれっとヤナギハムシを発見し、こちらもありがたく筆者のものに。


ヤナギハムシ Chrysomela vigintipunctata

小さい甲虫やってくれる人、いないかなあ….



帰りのことがあったので早めに現地を出て帰路につきました。

一年生にはいきなりの長時間車移動を強いてしまって申し訳なかったですね。
参加してくれてありがとうございました。



この後も新歓、続きます。お楽しみに!








今日はここらでよかろうかい……

筆 ドロポン





BACK


TOP





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送