昆研HP TOPへ

夜な夜な与那国


(25~30.V.2019)


参加者:ドロポン・ガッキー・クレイン・ざえる








はじめまして!様々な言い訳をしつつ採集記をサボっていたらとうとう2年になってしまっていたクレインです。
蛾、甲虫をメインに様々な生き物の撮影、採集、飼育などいろいろやっています。

自己紹介もこれぐらいにして早速本題に参りましょう!


***************
0日目
成田空港から那覇空港を経由して石垣島へ、与那国島には翌日のフェリーで向かうためこの日は石垣島で一泊。

特に書くこともないです。

ここでちょっとした遠征事故を起こし、与那国で狙いたかった虫が狙えなくなってしまったのはまた別の話。



1日目

この日は石垣港からフェリーに乗り、4時間半かけて与那国島へ!

与那国航路では熱帯や亜熱帯の海洋に生息する大型の鳥であるカツオドリ、アオツラカツオドリが見られると聞いていたため期待を胸にフェリーに乗り込みます。

小一時間寝た後甲板に出てみると早速カツオドリが!!


カツオドリ Sula leucogaster

しばらく待っているとカツオドリよりも個体数の少ないアオツラカツオドリも見ることができました!


アオツラカツオドリ Sula dactylatra



鳥を楽しんでテンションが上がったところで与那国島に到着しました。

レンタカーなどの手配が済むと早速牧場に向かい、糞虫の類を探します。

観光客が与那国馬と記念撮影などしているのを傍らに、地面にうずくまり牛馬のう〇こを漁っている光景はなかなかシュールなものでしたね


糞虫達

他にも


ワラジ?ダンゴ?


ヤモリ
与那国島には似たようなヤモリがいくつかいて全くわかりませんね。



時間ももう遅いですが下見もかねて林道へ向かいます。

ここでは様々な南方種を見ることができました。


オオゴマダラ
言わずと知れた日本最大の蝶


かっこいいウンカ



ミヤコキンカメムシ
小さいキンカメ


ジャコウアゲハ蛹
いわゆるお菊虫


ヒメゴマフコヤガ
美しい水玉


ナガズジムカデの仲間?
沼が深そう


サキシマヒラタクワガタ幼虫
デカい!


ヨツモンミゾアシノミハムシ
八重山と言えばこいつ!って感じですね


なんとかナナフシ
なんだっけ



いったん宿に戻った後、ドロポン先輩は砂浜で篩採集、ほか三人は東部の磯へと別れました。

砂浜から磯へ向かう途中、なんと第一目的だったヨナグニサンが!!!

1,2個体目は車の前をバサバサと通過していき見失ってしまいましたが3匹目はアダンの中に入り込み何とか撮影に成功。




人生初ヨナグニサン!
ボロい



磯は結局潮が悪くてはいれず、ドロポン先輩と合流

ゴミムシダマシの仲間とハマゴウハムシとその他もろもろ


ごみだま
大量にいた


ごみだま



ハマゴウハムシ
砂擬態がスゴい


ダンゴムシ
可愛い!


タネギンポ
可愛い!

砂浜横の磯でカニと闘い敗北しました()

イワオオギガニ
指が血まみれになりました。
カニとは戦わないようにしましょう。



戦闘態勢


ショウジンガニの類
こいつは雑魚。味噌汁にするとうまい。



宿に戻ったら隣の宿泊者にビカビカのヨナグニサンの写真を見せられ発狂、探しに行くことを決意。

夕方に行った林道に向かうと…




うわわわわわわわ


著者大興奮によりしばらく同じような写真が続きます。様々な角度からのヨナグニサンをお楽しみください。




裏面
表の鮮やかさも良いが裏の落ち着いた色合いも神秘的で最高



蛇擬態






手榴弾みたいなおなか

時期がベストだったのでしょう、多数の羽化したての個体を確認することができました。

これだけで与那国に来た価値があるというものです。



***********

初日から飛ばしていきました。
ライトトラップもしてないのにヨナグニサン見れちゃいました。

採集記を書くって結構大変なんですね。
全然言葉が出てきません。



明日はビーティングばっかりやってたので写真は少ないかもしれないです。

それではまた明日!



***************
2日目
おはようございます!

布団で朝を迎える遠征ってなんて素晴らしいものなのでしょう。
だいぶぬくぬくゆっくりしてしまいました。

普段の遠征でも毎回宿はとりたいですね(苦学生並感)。



*******

この日は林道に行き、長い距離を歩きながら小昆虫狙いでビーティングをしてました。
よって本日の前半はビーティングの結果の写真でお送りいたします。


シロアリモドキの一種
クソ写真


ヨナグニクビカクシゴミムシダマシ
嬉しかったやつ


キマダラヒメミヤマカミキリ
これも嬉しかったやつ


ヤノヤハズカミキリ
これも嬉しかったやつ

標本の整理がすんだらどんどん写真追加していきます。

歩いてる途中、ドロポン先輩が素晴らしいものを発見してくれました。

なんと…


「ヨナグニサン交尾個体!!!!」(発狂)

最高!!!



おなか

すばらしい光景を見ることができましたね

他にもルッキングで


ダンダラテントウ
普通種だけど見ると嬉しいやつ


ヨナグニアカアシカタゾウムシ
見たかったやつ。割といた


イヌビワオオハマキモドキ
うつくし


ジュウニマダラテントウ
可愛い



林道を回り終わってだいたい3時、日が暮れるまでは時間があるので島の最西端に向かいました。 優雅に観光です


最西端の碑



謎のカジキ
アホ面



         西部の浜ではなんと一度は見てみたかった魚が!


ナンヨウツバメウオ幼魚
枯葉擬態の美しいおさかな

水族館で見るような魚が普通に浜にいるすばらしい世界線
イカの赤ちゃんもとれました


宿に戻りしばらく休憩、日が暮れてきたらライトトラップに出陣です。

様々な蛾に加え、大型甲虫も飛来しました。やっぱりでかいやつらはテンション上がりますね!


ハグルマノメイガ
おしゃれ普通種


サイカブト
害虫



サキシママダラもいました


サキシママダラ幼蛇
ぺろ

いろいろ来たけど写真をあげていくときりがないので"映える"やつだけあげました。


*******

標本写真が多くなっちゃいましたね、鮮やかさに欠けてます。

残念なお知らせですが翌日、翌々日共にほぼ夜のライトトラップしか写真撮ってません。
標本写真でお送りいたします。

それではまた明日!




------

3日目

疲れが出始める3日目です。

ほぼ食事をしてないのでだんだんとやせ衰えていきます。
ちゃんとご飯は食べましょう。

*******


写真がほとんど残ってないので自分でも何やってたか覚えてないです。

書き疲れたので飛ばします

*******

最終日は移動のみなので明日が実質最終日、気合を入れていきましょう!




------

4日目

最終採集日です。
ひらがなで書くと「さいしゅうさいしゅうび」です。

*******

まともなメシ


八重山そば与那国亜種
最高でした



牧場でのどかにおうまさんの写真を撮る先輩とうんこを漁る先輩の図









この段階でお目当ての某むしさんがとれていなく、最後のあがきをするために林道へ

そこでなんと最終日マジック、

2メートル越えヨナグニシュウダ!!!(発狂)


与那国で見たかった生き物の一つで日本最大級の大蛇です。 樹上で鳥を狙っていました



イケメン





いやー最高でしたね、もう与那国に思い残すことはない…と言いたいところですがまだまだ見れてないものがたくさんいますね、魅力の詰まった島です。 心残りをなくすために夜磯へ。 ウツボ!







*******

この日は八重山そばとヨナグニシュウダにすべてを持ってかれました。



なかなか充実した遠征でした。気持ちよく西表島に行けます。



------

5日目

移動日です。

さようなら与那国島…







*******

まだ採集記の要領がつかめてないのでだいぶ長くなってしまいました。

夜な夜な、とかいうタイトルでしたがほぼ昼の写真でしたね、
深夜テンションで付けたタイトルです、気にしないでください。

引っ張れる部分、省ける部分をこれからしっかり学んでいきたいと思います。



それではまた!

おまけのしろ白バック


トビイロエンマコガネ
与那国と言えば…な虫。先輩が採集した。素直に羨ま死


アオムネスジタマムシ
美しい


ヨナグニキマワリ
まあなんかかっこいいキマワリ


ヨナグニアカアシカタゾウムシ
生態写真あったね


デカいタカラダニ
もふもふ



筆 クレイン





BACK


TOP





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送