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夏の雑甲修行


(24-25.[.2018)


参加者:ガッキー、ドロポン








こんにちは!ドロポンです。

今回も再び高尾の採集記です。

皆さんの中には「高尾ばかり行って飽きないのか」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、

高尾に行くたび未採集の甲虫が眼前に現れてしまう僕としては新たな出会いを求めて通うしかないんですね。

そういうわけで今回も高尾です…

(ただいま高尾以外の採集記も準備中ですのでそちらの方も是非よろしくお願いします)

実は20-21日にも高尾に行っていて、その時はヨコヤマを拾いました。


ヨコヤマヒゲナガカミキリ(Dolichoprosopus yokoyamai)

この時はそのくらいしかネタがないので特別採集記にまとめることはしません。



さて、それでは24-25日の内容に入ります。

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今回は18時半に駅に集合。

初めてケーブルカーを利用して登りました。

ケーブルカー、めちゃくちゃ楽……



そんなわけで19時前から探索を開始します。

最初に現れたのは、


オオミズアオ(Actias aliena)

かなりボロいですね…前日の暴風雨の影響でしょうか?



続いて、


ハヤシケアリ(Lasius hayashi)

ちょうど結婚飛行のときに出会ったようです。

ものすごい数のアリが巣外へ出てきていました。



アリといえば、高尾でよく見かける


ムネアカオオアリ(Camponotus obscuripes)

彼らも活発に活動していました。



ガッキーがゾウムシを発見。


クロコブゾウムシ(Niphades variegatus)

体全体を覆う凹凸が特徴的ですね。色も渋い。



筆者は朽木の常連さんに混じって、以前から気になっていた虫を発見。


コキノコゴミムシ(Coptodera japonica)

一瞬「キノコムシか?」と見間違えそうですが、ゴミムシの仲間です。



朽木には他に、


キノコアカマルエンマムシ(Notodoma fungorum)

つぶらな瞳が可愛らしい。たくさんいました。

筆者は最近、菌食の昆虫にハマっております。

まあ最大のターゲットはヒゲナガゾウムシなんですが、

キノコムシやゴミダマの類も多彩で面白いですよね。





他には高尾の定番であるノコギリカミキリ(ニセかも?)や、

ヒゲナガカミキリ(Monochamus grandis)ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)を確認。







その後、同業の方にお会いしました。

農工大の昆研ブログをご覧になってくださっているということでした。

ありがとうございます。励みになります。



街灯付近で、見つけたのは


ゴホンダイコクコガネ(Copris acutidens)

実は高尾で見たのは初めてでした。



0時を回った頃、高尾の定番である、


ヤママユガ(Antheraea yamamai)

今年は去年に比べ、ヤママユもあまり見ていないなあと感じます。



その後、ゾウムシを追加


チャマダラヒゲナガゾウムシ(Acorynus latirostris)


ダルマカレキゾウムシ(Trachodes subfasciatus)

3時頃、筆者が街灯付近を見上げていると、木に大きなミヤマの影が!

「絶対70upだ」と確信して下ろして測ってみると……

68でした。70超えてへんのかい…


ミヤマクワガタ(Lucanus maculifemoratus)



このあたりで眠気に襲われ、寝てしまいました。

起きると5時過ぎ、下山の時間となりました。



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当分高尾の採集記はお休みでいいかなと思っています。

9月には遠征が2つ控えていますし、

バイトの合間を縫って奥多摩周辺にも足を運ぶ予定でいます。

また、過去に行った遠征の採集記で未完成のものもありますので、

そちらの方の採集記も楽しみにお待ちください。



長くなってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました。



それでは!




高尾山より、朝日に照らされる都内のビル群を眺める






今日はここらでよかろうかい……

筆 ドロポン





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