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〜2018年3月石垣遠征 1日目〜
一年ぶりの石垣島
(20-21.V.2018)


参加者:コイル、みみずく、ガッキー






お久しぶりです。今年度の会長となりましたみみずくです。


会長となって一発目の今回は、3月末の石垣島での採集の様子をお届けします。
朝の6時台に羽田を発つため、今回は前日に空港に集合し一夜を明かしました。
深夜3時台に牛丼を食し、空港内を散策したりして時間を潰しました。











いかにも外国人観光客が好きそうな設計ですね。

結局あまり寝ないまま搭乗。

機内で仮眠を取れば問題ないだろうと思っていたのですが・・

近くの席にいたお子さんが朝からハイテンションで一睡も出来ないまま時間だけが過ぎていきました。

そんなこんなで、3時間ほどのフライトを経て石垣島へ到着。



風が強いのが心配ですが、天気は良好。

レンタカーで宿に荷物を預け、早速採集開始です!

コイルと筆者は昨年も石垣島に来ており、ある程度のポイントは把握しているため採集地にはすぐに到着。

林道を歩いていると・・


キオビエダシャク

こんな日中に蛾が無数に飛び交っているのは不思議な気分になります。本種は蛾の仲間では珍しく昼行性なのですね。



かなり個体数が多くいわゆる普通種の類なのでしょうが、メタリックブルーがとても綺麗です。

しかし、このキオビエダシャク、成虫は花の蜜をエサとしますが幼虫は高級木材のイヌマキの葉をエサとし、本種による食害の影響が懸念されているとか。

石垣島ではイヌマキが多く植えられており、エサには困らないのか近年大発生しているようです。

キオビエダシャクの他には・・


イシガケチョウ



こちらも普通に見られました。
翅を水平に開いて静止し、特徴的な模様が観察しやすいです。
水たまりで吸水している個体もいました。



ヤエヤマカラスアゲハ

去年と比べて個体数が多かったうえに、欠けのない綺麗な状態で見つかる事が多かったです。

羽化のタイミングに丁度ぶつかったのでしょうか?




リュウキュウヒメジャノメ

日本固有種。林内の薄暗い場所でよく見かけた気がします。



昆虫以外にも、様々な生物がいました。その中から抜粋


ヤツガシラ

今回の遠征で何度も訪れたポイントではほぼ毎回、同じような状況で観察されました。

恐らく同一個体だったのでしょう。

夕方になり蝶の飛翔が少なくなったので、早めの夕食を取ることに!

去年も訪れた食堂へ!


あさひ定食

味噌汁感覚で付いてくる八重山そばがグッド。

お腹いっぱいになったら、夜の採集!

今回は灯火採集も行いましたが、風があまりに強く早々に撤退。

車を走らせ外灯や自販機の明かりに虫が来ていないか見回ることに。すると・・


サイカブト

別名タイワンカブト。サトウキビなどの農作物に被害を与えるため害虫扱いされています。


ヤエヤマノコギリクワガタ

大型個体でも大アゴの形がいわゆる本土ノコギリで言う中歯型のような形になる少し変わった種。

お隣の西表島にも生息しています。

石垣島における本種は許可なく採集することは出来ません。


サキシマヒラタクワガタ

流石に3月に活動している本種を多く見るのは難しい様子でしたが、夏場ならば普通に見られるそう。(筆者は夏の沖縄を知らない)

パイナップル園の害虫とみなされているという話も聞いた事があります・・

今夜はひとまずこのあたり。明日からハラミーが合流するので楽しみです!
2018石垣島遠征
〜2日目〜





それでは、また近いうちに!!




By みみずく


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