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Harvest festa vol.2
7.\.2018

参加者:ハラミー、みみずく



こんにちは!
今年は暑く、記録的な猛暑も記録されました。
しかし、そろそろ気温も徐々に下がり始めて夏も終わりに近づいてきました。
まだまだ暑い日々は続きますが、それでも少し秋めいてきたように感じられます。
さて、秋といえばなにが思い浮かぶでしょうか?
読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋……
いろいろと思い浮かぶものはありますが、その中でももっとも代表的な秋といえば

「食欲の秋」

じゃないでしょうか。

ということで、虫を食べて秋を感じようと思います。
今回の主な目標は、成長したバッタやカマキリです。
他にも良さげな虫がいたら食べてみたいと思います。
vol.1で食べられなかったオオゲジは夏合宿で食べたので、そちらの記事でお楽しみに!
(多分書かれるはず……)


いざ、収穫の秋へ!


今回は、採集から食べるところまでみみずくも参戦です!
二人で食べてみたい虫を探索しながら構内を探索しました。

まず、ナミアゲハの幼虫を探してみることに
しかしいない。時期が違いすぎる。
でも成虫はたくさん飛んでいる……。
ってことで幼虫の代わりに成虫を捕っていくことに


ナミアゲハ

何匹か捕まえて周辺を見ていたら

しかしバッタやカマキリがいない。

前回バッタを捕まえた場所へ移動してみましたが、なんと草刈りの途中
バッタの猟場が……
BR> しょうがないので近くの草むらを探すもそれほどいない……
他の場所もうろうろしてなんとかショウリョウバッタとクルマバッタモドキを確保しました。
6月よりもかなり大きくなっていたので、数は少ないですがなんとか味わえそうです。


↑他にホウジャクの幼虫も加えて今回の収穫です! カマキリは最後まで見つかりませんでしたが、調理タイム開始です!


フライパンに油をひいてじっくり焼いていきます。


ショウリョウバッタ♂

焼くと徐々に赤くなります。大きさはそれほどないのですぐに焼けました。

ハラミー「エビ」
みみずく「エビだ。うまい」

熱をかけるとエビのように赤くなるため、食べることへの抵抗もでませんでした。
味に関しては、エビに近いような味がします。
それほど味が濃いわけではないので、なにか調味料をつけて味付けしたほうが良さそうです。



ショウリョウバッタ♀

♂に比べてでかいので時間がかかります。
赤くなるのは共通です。
じっくりと焼いてから食べました。

ハ「うまいけど薄味」
み「うまい。炒り豆」

1匹しかとれなかったため、私は頭側、みみずくはお尻側を食べました。
大きさがあるため、なかなかの迫力です。
♂に比べて味が少しうすいように感じました。
しかし、十分においしい部類なのではないかと思います。
翅が硬く食べにくいため、翅を落としてから調理するか、食べる直前に切ったほうが良さそうです。
♂同様色が赤くなるので、衣をつけて揚げたらエビフライや海老天と並べてもばれないのでは……?



クルマバッタモドキ

焼くと今まで同様徐々に赤くなりました。

ハ「エビ」
み「うまい」

私は焼いただけですが、みみずくは砂糖醤油につけた場合と、えびつゆにつけた場合を試していました。
砂糖醤油がかなり相性がいいようです。
ショウリョウバッタよりも美味しく感じましたが、僅かな差なので気にする必要はなさそうです。


ショウリョウバッタ、クルマバッタに共通して、足はサクサクとしてて美味しかったです。
大きいほうが食べごたえがありよかったです。




ホウジャク(幼虫)

焼くと徐々に膨らみ始め爆発しそうな雰囲気が
爆発されたら困るので針で穴を開けて焼きました。
焼き続けるとだんだん色が怪しく……



1匹のみなので、半分に分けたところ未消化の葉のようなものが出てきました。

やばい
これはやばい
本能がこれは食べ物でないと叫んでいる

しかし食べてみないと味はわからない……
葉っぱみたいなものを出して身の部分を食べることにしました。

ハ&み「食べられなくはない」

見た目の先入観に負けて味はあまりわかりませんでした。
食べ物は見た目も重要だと思うので食べるには工夫が必要そうです。
せめて糞抜きをしてからにすればよかった……
まずいわけでないので次の挑戦で工夫してみます!



さあ、トリはナミアゲハです。
翅は食べれなさそうなので先にとってから焼きました。



私は寸前の出来事で食べるのに抵抗を感じていましたがみみずくが恐れず食べました!

み「甘い!」

なん…だと……?
甘い?今までそんなの食べたことないし本当なのか?
食べて確認してみなくては

ハ「甘い!」

そしてうまい!
今まで食べた虫は甘いことがなかったので驚きです。
成虫は花の蜜を栄養源としているためなのでしょうか?
みみずく曰く、甘味は個体差があるようです。
個人的に今まで食べた虫のなかでトップクラスに美味しいと感じました。
基本的に焼いただけなので、調理をした場合に化ける虫はたくさんいるでしょう。
しかし、焼いただけでも美味しいというのは素晴らしい!



今回はナミアゲハがオオゲジ最強伝説を揺るがす美味しさでした。
今まで食べようと思ったことがなかったのですが、
これを機にいままで避けてきた虫も試してみようと思いました。








THE END

by ハラミー





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