(22-23.Y.2018)
参加者:3年生 : みみずく
2年生 : 宇治金時、ガッキー、カンちゃん、さかな、ドロポン、ネット
1年生 : 4人
こんにちは!
以前受けた有機化学「V」の中間試験で見事に爆死したドロポンです。
試験のある週の日曜日に福島まで採集に行っていたので仕方ありません。
ただ、「虫も単位も取れませんでした☆」などという悲しい報告を親にしなくて済むように期末試験は頑張りたいですね!
前置きが長くなってしまいました。
今回は(一応)新歓ラストイベントである夜高尾採集の報告です。
この夜高尾採集、個人的にはもう定番の採集になっているわけですが、
去年は参加できず翌朝の有機化学「T」の授業前に宇治金時が採集したシンジュサンをまるで落とした単位を見るような目で見ていたのでした
(2018/06/24現在、ドロポンはフル単です。ご心配なく。)。
はい、それでは内容に入っていきましょう!(やっと)
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筆者は22日の夕刻に学校を出発。
各自授業があったので現地集合。
僕も一人で高尾山に向かいます。
一号路をせっせと登って19時半頃ビアガーデン付近に到着。
少し早かったかなと思っていたのですが、
会長のみみずく先輩をはじめ、同期のネット、さかな、カンちゃん、
さらに一年生も2人来ていました。
みみずく先輩は以前よりシンジュサン採集に熱をあげており、
バズーカを担いでやる気満々でした。
20時をまわった頃採集開始、街灯を見てまわります。
と、早速何かを発見したようです。
キマダラミヤマカミキリ(Aeolesthes chrysothrix)
綺麗ですね。
筆者はその頃、
ウスイロクチキムシ(Allecula simiola)
ウスイロクチキムシを眺めておりました。
写真を撮っていたら置いていかれてしまったので追いかけようと立ち上がったとき
ふと近くの街灯に大きな影が…
見た瞬間わかりました。
シロスジや…しっかりネットイン。
シロスジカミキリ(Batocera lineolata)
あはは…カミキリ屋ガッキーより先に採ってしまいました。
普段は小さい虫を採っている筆者もこの時ばかりはキープ。
その後もみんなで歩き回りながら思い思いに採集。
シロヒゲナガゾウムシ(Platystomos sellatus)、チャボヒゲナガカミキリ(Xenicotela pardalina)
マダラメカクシゾウムシ(Mechistocerus nipponicus)、アヤモンヒメナガクチキ(Holostrophus orientalis)
コブスジツノゴミムシダマシ(Boletoxenus bellicosus)♀
以前に引き続き、今回も♀。♂はツノが大きく発達しまさしくトリケラトプス。
いつかお会いしたいものですね。
他にも、
ツノアオカメムシ(Pentatoma japonica)、
オオキノコの仲間
など色々です。
しばらくしてさかなと会いましたが、
どうやらミヤマクワガタを採ったよう。
見せてもらいました。
ミヤマクワガタ(Lucanus maculifemoratus)♂
おお!中々立派ですね。
この後さかなはミヤマクワガタを一年生にプレゼントしたようです。さすが!!
この後、一年生がさらに2人合流。
一緒に散策を続けます。
この後は、
センノカミキリ(Acalolepta luxuriosa)♀
アタマクチカクシゾウムシ(Caenocryptorrhynchus frontalis)、ヒゲナガビロウドコガネ(Serica boops)
筆者はトイレに行く途中、
ニンフホソハナカミキリ(Parastrangalia nymphula)、
アシナガオニゾウムシ(Gasterocercus longipes)
を発見。
みみずく先輩とさかなはアケビコノハを見つけたようです。
翅の開閉でおこるギャップが素敵ですね。
アケビコノハ(Eudocima tyrannus)
遅れてやってくる宇治金時とガッキーを待つ間さらに散策。
みみずく先輩はミヤマクワガタの♀を発見していました。
ミヤマクワガタ(Lucanus maculifemoratus)♀
筆者とカンちゃんは少々休憩。
他のみんなはさらに採集を続け、
シロスジカミキリを採ったようです。
ベンチに座ってまどろんでいると宇治金時が到着。
すでに0時を過ぎていました。
宇治金時到着からさらに一時間後、ガッキーがようやく到着。
この2人、何をしていたかと言うと、
「バイト」
だそうで…
バイト後終電ギリギリの電車で高尾山に駆けつけてくれました。
彼らこそ執念の採集者だ(拍手)。
メンバーが全員揃ったところでライトトラップ開始!
果たしてみみずく先輩が待ち焦がれているシンジュサンは来るのやら…………
…結果から言うと来ませんでした。
小型のガはバズーカのまわりを乱舞していたのですが結局お目当のガは来ず。
ガッキーに至っては、落ちているタバコの吸い殻を「ニコチンムシ」などと言い始める始末。
部員間のささやかな談笑タイムとなりました。
(タバコの吸い殻のポイ捨てはやめましょう。「ニコチンムシ」根絶へ皆様のご協力をよろしくお願い致します。)
まだシンジュサンを諦めていないみみずく先輩、
いい場所があるということで移動を開始、
行ってみると確かに虫は集まっているけど、
シンジュサンはこんな所に来るの…?
という感じ。
半信半疑で見まわっていると…………
おい…なんかこのガやけに大きくね?
ってちょ…嘘だろおい……………。
シンジュサンでした。
シンジュサン(Samia cynthiapryeri)
こんな形であっけなくシンジュサンをゲット。
みみずく先輩ご満悦。
夜明けと同時に採集は終了。
非常に和気藹々とした採集となりました。
筆者はいつも1人か多くても2,3人で登ることが多いので
大人数での採集の楽しさを改めて実感することができました。
今から合宿が楽しみです。
1年生は初めての夜高尾だった人も多かったと思います。
これから夏にかけ、高尾山も含め色んな場所にどんどん採集に出ていただきたいと思います。
最後に、みみずく先輩シンジュサン春型採集おめでとうございます
(次は夏型ですね)。
今日はここらでよかろうかい……
筆 ドロポン
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