(31.V.2018)
参加者:ガッキー、ドロポン
こんにちは。ドロポンです!
ようやく春の暖かさを感じられる時期になりましたね。
暖かくなってくるとフィールドに出たくなるのが虫屋の性というものです。
というわけで行ってまいりました。早春の高尾!
今回狙うのはスギカミキリ。
スギの害虫として広く知られる早春のカミキリです。
カミキリ屋のエース、ガッキーと相談しポイントを絞っていざ!
昼前に高尾駅に集合、一つ目のポイントへ。
一つ目のポイントは先週僕がトライして惨敗した場所です。
ガッキーとともに再度チャレンジ。
結果は...ダメでした。
スギカミキリの姿は確認できず。
スギカミキリは夜行性、日中に樹皮下やら落葉下を探すより夜間に活動個体を探す方が楽なのかなどと話しながらポイント周辺を散策。
以下に成果の一部を紹介しましょう。
ベニヒラタムシ(Cucujus coccinatus )
横から見ると本当に平たいですよね。
ナミテントウ・十九紋型(Harmonia axyridis)
ナミテントウには多くの変異型が見られますが、この十九紋型は割と多く見かける気がします。
アカコメツキ(Ampedus orientalis)
クサギカメムシ(Halymorpha halys)
そんなこんなで色々な虫に出会えました。
しかし肝心のスギカミキリが.....
日も暮れて冷えてきた頃、2箇所目のポイントへ。
この場所は2人とも行ったことはあったのですが、スギカミキリ探しでは初めてでした。
懐中電灯片手にスギを一本ずつ見て回ります。
何本目のスギだったかは覚えていませんが、突然ガッキーの
「いたああああああああああ!」
という叫び声が。
スギカミキリ(Semanotus japonicus)
この躍動感()
ついにスギカミキリとご対面です。意外と大きい。
この後追加を狙ってしばらく散策を続けた結果、さらに8頭ほど見つけることができました。
スギカミキリ(左♀、右♂)
触角が短くて体が大きいのが♀、触角が長くて体が小さいのが♂です。
スギカミキリの特徴といえば、上翅にある4つの黄色紋ですが、個体によっては紋のないものもあります。
今回発見できた個体は全てに4つの紋が確認できました。
次は黒化型を探して見るというのも面白そうですね。
次はどこに行こうかな...
今日はここらでよかろうかい...
筆 ドロポン
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