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第59回 東京農工大学 学園祭 大昆虫展

(10-12.Ⅺ.2017)


参加者:昆研部員とご来場者の皆様








今年も学祭の季節を迎えました。

我らが昆虫研究会は毎年恒例の「大昆虫展」を開催!

この採集記で、今年の学祭の様子をご紹介致します。



っと、その前に、学祭までの準備の様子もご紹介!

各々の展示品は各自前もって準備してきました。

数日前から始めた人から、テーマ性を持とうと半年以上も前から準備を始めていた強者も!



学祭一週間前からは、展示用の生き虫や配布用のカブトムシの採集を行いました。


カブトムシの幼虫は、空きコマや放課後を利用して部員みんなでせっせと集めてきました。


毎年在庫切れを起こしていたため、今年は大幅に増量!



また、毎年人気のスズメバチのオスは、


かなり苦戦しましたが、学祭前日になんとか確保することができました。



そして、


今年のパーカーはこんな感じに♪

デザインは宇治金時が考案してくれました!








さて、いよいよ学祭当日♪

みんなで設営をして、学祭が始まると、


たくさんのお客さんが!!




入り口では、


たっぴーがカブトムシ配布と自作の絵を販売していました。

今年はカブトムシの幼虫が品切れを起こすことなく配り終えることができました。


やはりたっぴーの画力に並ぶものはいません!

上手すぎ!!




毎年恒例の標本教室と鱗粉転写はいつも大混雑!

部員たちは大忙しでした笑

多くのお客様に楽しんで頂けたようで、とても嬉しかったです。




さらに、生き虫コーナーでは、


外国産のクワガタを始め、農工大のクワガタやカマキリなどを展示しました。



ただ、残念なことに、


苦労して捕まえたオオスズメバチのオスは、初日に仕事を果たした後、翌日の昼間に力尽きてお亡くなりになりました。

楽しみにされていた方々にはご迷惑をおかけ致しました。




標本展示のコーナーには、大小合わせてなんと50箱もの標本箱が並びました。


出口付近には、


毎年恒例の「農工大の昆虫」

去年より少しだけ追加されました。



そして、


1年生主体の「高尾山の昆虫」

この夏のドロポンとガッキーの採集品です。

夏休みに通った成果が集結されています!



高尾箱はOBさんも出しました。


「高尾さんのミーハーな虫」と「高尾山のマイナーな虫」というテーマで、

dazai39先輩、いーぐる先輩、ゾンネ先輩、みむさん先輩、キャプテンU先輩、がしゅん先輩の合作です!

もうさすがとした言えません…汗



しかし、現役も負けてはおりません。

まずは夏のやんばる旅行の成果です。


こちらはドロポン作の「沖縄島の甲虫」

本当に小さな甲虫まで見事に展足されています。

小昆虫屋として、今後の活躍に期待です!



鱗翅の期待の星と言えば、宇治金時!


こちらは宇治金時のマダラ箱。

夏に山梨で一緒に採ったアサギマダラや沖縄の各種マダラチョウが並んでいます。

なお、左下のアカボシゴマダラは農工大産。

マダラチョウの仲間ではないですが、アカボシゴ「マダラ」なので入れてみました!とのこと笑



1年生の作品はまだまだあります!


カンちゃんが採集したカブト・クワガタ箱(左上)、カンちゃんが飼育したパプキン箱(左下)、インディのタガメ箱(右)

とても多忙な2人ですが、しっかり箱を出してくれました!




続いて、2年生。


まずは、次期会長みみずくの甲虫箱と鱗翅箱。

自己採集品や収集品がずらり!

甲虫だけでなく、鱗翅の活躍にも今後とも期待ですね!



続いて、


はっぽーさいの「日本のセミ」

はっぽーさいが大学に入ってからコツコツと採集してきたお宝です。

夏に一緒に採集に行ったときのセミも入っていて個人的にうれしいです。



そして、


はっぽーさいの「マレーシアのセミ」

今年の3月にマレーシア遠征に行ってきたときの採集品及び収集品だそうです。

日本のセミとはサイズも色彩もだいぶ違いますね!



さらに、


ハラミーの自己採集箱。

ハラミー的に今ホットな昆虫たちがずらりと並んでいます。



そして、標本箱以外にも、


昆虫食屋でもあるハラミー、自宅に大切に保管していた食品がずらり!




続いて我らが3年生。


まずはレムの「日本産ヒラタクワガタ大集合」と「日本産のDorcus大集合」

1種1種説明が書かれていて、クワガタに詳しくない僕でもわかりやすかったです。

去年みたいなカオスな箱は出したくないっと言っていたレム、見事有言実行ですね!



続いて、


クロウの「我が家に初めて出現したクロゴキブリの幼生」

ネタの箱があった方が愉快なので、今年も展示しました笑



クロウの展示は標本以外にも、


自前の一眼レフで撮影した写真を展示しました。

採集地でもしばしば撮影に熱を注いでいましたが、素敵な写真が撮れていたのですね!



そして、


じょえる主体の「台湾のチョウたち」

右の箱は甲虫も入れたヘドウィグとの合作です。

春と夏の台湾遠征の成果の一部を展示しました。



さらに、


じょえるの「美しき日本産カラスアゲハの世界」

日本に産するカラスアゲハの仲間を上段に、ミヤマカラスアゲハの変異を下段にまとめました。



そして、


じょえるの「インドネシアのチョウたち」

今年の春のインドネシア遠征で訪れた島々のチョウを展示しました。

東洋区、オーストラリア区の生物相の違いを感じていただけたら幸いです。




ここからはOBさんの展示です。


インドネシアの昆虫の箱はみむさん先輩も展示しました。

僕はチョウしか出しませんでしたが、その他の昆虫もずらり!



そして、


みむさん先輩が昨年のマレーシア遠征で集めた昆虫の箱です。

去年の展示にさらに種類が追加されていました。



さらにみむさん先輩の箱は続きます。


日本産マルバネクワガタ箱です。

中にはみむさん先輩が苦労した採集したた自己採集個体も!



そして、


みむさん先輩の収集品。

みむさん先輩の飼育品や採集品がずらり!

さすが元会長!大学から飼育・採集を始めたとは思えないです。



続いて、


キャプテンU先輩のカミキリ箱。

テーマごとに自己採集のカミキリムシが整理されて並んでいました。

ラベル的に非常に貴重な個体(!)も入っていたとのこと。



さらに、


ゾンネ先輩の「小昆虫の世界」

さすがはゾンネ先輩!小さな小昆虫たちが見事に展足されています。



そして、

いーぐる先輩のヤママユ箱。

昆研ブログでもヤママユに関する様々な記事を書かれていますが、標本の方も素晴らしいですね!

ここまでたくさんの標本を集めたというのは本当に圧倒されます!




最後に、部室に保管してあった標本をいくつか出してみました。






主な展示はこんな感じでしたが、

壁には、


たっぴーの絵や


昆虫研究会に関するポスターも掲載していました。



今年の大昆虫展の展示は以上です。



準備するまでは大変だったのに、学祭が始まるとあっという間。

3日間ともたくさんの方々にお越しいただき、今年も大盛況となりました!

人手が足りなかったり、物品が足りなくなったりするなど、

ちょっとしたトラブルなどもあったものの、無事に開催することができてとても良かったです。

たくさんの虫好きの方々との交流や、

なかなか活動に参加できない部員も含めた昆研部員同士の交流を深めることができ、

忙しかったものの部員たちも楽しんでくれたようです。



この学祭が終わって、12月になると僕ら3年生は引退します。

来年も部員たちが協力して、素晴らしい大昆虫展を作り上げてくれることでしょう。



最後になりましたが、

大昆虫展に足を運んでくださった皆様、

多大なご協力をしてくださったOB・OGの方々、

そして、一緒に準備を手伝ってくれた部員たち、

本当にありがとうございました。





来年も大昆虫展を宜しくお願い致します!





THE END

by じょえる





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