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奥多摩一日採集


(23-24.Y.2017)


参加者:すいみー、みみずく、コイル、ガワ氏、はっぽーさい







レポート地獄に毎週の課題にと忙殺され気味なみみずくです。

一か月前の採集記を今更更新です・・

週末にすいみー先輩が奥多摩で灯火採集をされるとのことで、空きコマにレポートを力ずくで終わらせ、同行させていただきました。

今回は工学部の二人も一緒で、久々にまとまった人数での採集です。

今回の狙いはミヤマクワガタやシンジュサンなど。はっぽーさいはエゾハルゼミ一本狙い。

昆研秘蔵の発電機を積んで、いざ奥多摩へ!



・・・・・

現地に到着したのは午後8時頃だったでしょうか。

ライトを設営して、外灯巡りに出発です。

外灯には蛾をはじめ、多くの昆虫が飛来していました。


ヘビトンボ

すると、ガワ氏がミヤマクワガタの♂を幸先よく発見。

外灯から少し離れた地面を歩行していました。

外灯だけでなく、その周辺も探すと良い成果が得られるみたいですね。

筆者の方も外灯散策を続けていると、やたら蛾が多く集まっているいい感じの外灯を発見。

沢沿いのやや開けた所で、条件も良さそうなのでしばらく待機していると・・・

カツン!


ミヤマクワガタ


それなりに立派な♀が飛来しました。

しかし♂は見られず・・・

しばらく外灯巡りを続けた後、一旦ライトトラップを設置した場所まで戻ることに。
果たしてどんな虫が飛来しているでしょうか。

・・・・・



トラップまで戻ると、ちょうどガソリンが切れました。

燃料を補充してから、飛来した虫を見てみます。



蛾やジョウカイ、小さなゾウムシ?が大量・・・

トラップから離れた場所も探していると、すいみー先輩が飛来したばかりのミヤマクワガタ♂を発見。


トラップの明かりめがけて飛んできて、後ろのコンクリートの壁に着地した模様。

それなりにミヤマクワガタは飛来するものの、大型個体は見られません。

クワガタムシの場合、小型個体は飛翔能力を特化させて行動範囲を広げ、繁殖相手を見つけるという話を聞いた事があります。

もしかすると、小型個体が多いのはそのためかもしれません・・

今回ライトトラップを設置した場所は、谷を挟んで反対側の斜面を照らせる開けた場所。

他にも、色々な虫が集まっていました。

ライトトラップでは、少し離れた位置も探してみるのがコツです。

飛来した虫が地面に静止していることがよくあるためです。

その後再び外灯巡りへ。先ほど筆者がミヤマのメスを採集した外灯は集虫力が特に高い気がしたので、しばらく張り込みましたがミヤマの追加は得られず・・。

道路沿いを各自分散して採集を続けます。

シンジュサンが見られたらいいなと思っていましたが、ヤママユ好きな先輩曰く奥多摩では厳しいのではとのこと・・

大型の蛾と言えば、オオミズアオくらいです。こちらも良い虫ではあるのですが・・・。

その後もう一度ライトトラップまで戻ると、


クチバスズメ


ハネナガブドウスズメ


ウンモンスズメ
スズメがの種類が増えていました。さらに、



ミヤマクワガタも飛来していたようです。

ライトトラップを片付けて、再び外灯巡りに出発。

はっぽーさいは、お目当てのエゾハルゼミをとうとう採集出来たようです!



その後外灯巡りをしていたようですが、筆者は後部座席で寝ていたため記憶がありません・・・






筆者が目覚めたのは、確か午前8時頃だったと思います・・

エゾハルゼミの鳴き声が聞こえるとのことでしたので、K山まで来たようです。

歩いていると、反対側の斜面から確かに鳴き声が聞こえてきます。

鳴き声という表現はなんとなく正確ではない気がしますが、はっぽーさいが喜んでいるので問題なしですね。



途中、樹を掬うと小さなオトシブミの仲間がネットイン。種までは分かりませんでしたが、すいみー先輩に渡すと喜んでいました(笑)

さらに、黒いアゲハも見かけました。高速で飛び去ってしまったのでこちらも種類が分からず・・

その後プチ登山をしつつく駐車場まで戻り、大学へと帰還。

すいみー先輩、運転お疲れさまでした!

今度は夏型ミヤカラも採集しに行きたいですね。あと70mmミヤマも。











それでは、また。

THE END

by みみずく





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