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インドネシア遠征

5日目

〜いざアルファックへ!〜



(25.U.2017)

参加者:みむさん, じょえる, たかじゅん(ゲスト)








ニューギニア島に渡って2日が経ちました。

今日は、いよいよアルファックへ!



朝7時半、ホテルのロビーまでJさんらが迎えに来てくれました。


ホテルの外に出てみると、


タランチュラの死骸を発見!





早速、出発!

2,3時間ほど舗装された道路を進みます。



すると、不意に車が停止。



前を見てみると、


突然未舗装路が!

え、ここ行くの!?



勢いをつけて登り始めました。

さっきまでは優雅に寝てたけど、

ここからは車内がめっちゃゆれる…。

どこかに掴まってないと、頭を打ちます…。


日本だったら道路を封鎖するレベルだよ…。



物凄い悪路を進むこと1時間、


ようやく今回宿泊する村に到着!



宿泊させていただくお宅で、お昼ご飯をごちそうになりました。



こうやって食べるらしい。

食べてみると、麺が少ししょっぱいのでご飯があって丁度いいですね。




早速採集へ!

採集地は、村の裏の森。

Jさんのトリバネアゲハの飼育小屋があり、そのそばにはたくさんのお花が咲いています。



でも曇りのせいか、チョウが飛んでいない…。



とりあえず、飼育小屋の周りをうろちょろしていると、



あ!デリアス(Delias)!



運良く目の前の葉っぱに止まりました!


カロリィカザリシロチョウ(Delias caroli

やったー!

デリアスは幼少期のころから憧れていたチョウです。

嬉しいぃー!!!



すると!

現地の方がトリバネを発見!



急いで行くと、ゴライアストリバネアゲハ(Ornithoptera goliath)のメス!



持ってきた8mの長竿を最大限に伸ばし、

ネットイン!


デ、デカい。



さらに、

ゴクラクトリバネアゲハ(Ornithopetra paradisea)が花にやってきました!


ゴクラクトリバネアゲハはこの村では一番少ないと言われていたので、嬉しい!



ちなみに、

これらのトリバネアゲハはスラウェシ島のハリフロンキシタアゲハと同様、ワシントン条約に指定されています。

じっくり観察してさようなら〜。



しかし、その後、


雨が降り始めました。

しばらくお部屋で待機。



その間、たかじゅんさんは現地の子と交流を深めて、現地の言語を学んでいました。



やがて、


雨が止むと、再び森へ。



今度は、現地の方の後に続いて、森の奥へ。



しかし、道が過酷すぎて虫捕りどころではない…。



結局、1時間弱のお散歩になりました。



森の出口で、たかじゅんさんを撮影するみむさん先輩笑



森を抜けたところでしばらく休憩。



この後、

マレーシアでもやったバタフライトラップを仕掛けてみました。


何が来るかな〜。



辺りが薄暗くなってきたので、そろそろ村に戻ります。

今日の日中の活動はここまで!





少し休憩して、

ライトトラップ開始!

どんな虫が来るかな〜♪



早速飛んできたのが、


めっちゃ小さなセミ!



そして、


また別の種類のセミ



他にも、


いろいろな種類のガたちが集まってきました!



ボクトウガの仲間



スズメガの仲間



スズメガの仲間の中でもびっくりしたのが、


メンガタスズメの一種

顔のような模様が印象的ですね!

でも、僕らが衝撃を受けたのは、模様ではなく、音!

このスズメガは「キーキー」と音を出して飛んでいました!



スズメガの他にも面白いガを発見!


「7」って書いてある!?



さらに、時々見かけるのですが、


翅を閉じて止まるガ

これで、チョウとガの見分ける時には翅の開閉では区別できないことが分かりますね。



ガは他にも、


いろいろいました!



さらに、甲虫も来ました!


カブトムシの仲間



ヒメカブト(Xylotrupes gideon)らしきカブトムシ



ビソンノコギリクワガタ(Prosopocoilus bison



ハムシの一種



その他にも、


キリギリスの一種



ハエの一種



いろいろな昆虫が見られました!



今日はここまで!



Good night!



つづく

インドネシア遠征
〜6日目〜



by じょえる





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