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深夜のウスタビ探索
(25.Ⅺ.2017)

参加者:みみずく、コイル、ハラミー





お久しぶりです。

先日の学祭で昆研の展示にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、11月も終わりに近づいた頃、探したくなる虫がいます。

その名も、ウスタビガ。

一年の最後を飾るヤママユです。

場所によっては平地でも見られる種なので、地元埼玉で探してみましょう。

夜にコイルと合流。

目的地まで車で向かいます。

詳細なポイントは把握していませんが、大体の場所は過去の記録から何となく分かるので周辺を散策。

途中、ハラミーも合流することに。

夏に甲虫を探した場所で探してみないかという流れになり、そちらへ移動。

周囲が森に囲まれ、開けていて中々良さそうな場所です。

外灯がなく真っ暗なので、昆研秘蔵のバズーカを点灯。白い幕を持参し忘れたので、代わりに白い物置小屋の壁に向けて光が分散しないか試してみました。



微妙ですね・・・

1時間ほど待ってみましたが、小型の蛾(シャクガの仲間)が数頭飛来したのみでした。

ここでハラミーは時間切れ。兼部先の活動があるのだとか。お疲れ様です・・・

ハラミーと別れた後は再び車を走らせ、いそうな場所(外灯周辺)を見つけては車を止め、ルッキングを行いました。

中々見つからない中、いかにも虫が集まって来そうな怪しいホテルの看板を発見。

運転するコイルも同じことを思ったそうで、近くに停車し看板の近くへ行ってみます。すると・・・

筆者「何か黄色いの付いてない?あ、でも違うか・・(視力雑魚)」
コイル「あれ、ウスタビだよー」
筆者「え、本当・・?(目を凝らす)おお、まじだ」



採集に行くたびに、視力を回復させたいと強く思います。

長竿を伸ばし、突いて落とします。



やったね!この瞬間がたまらない


ウスタビガ(♀)

ウスタビガの♀は、写真のように黄色くなります。

この個体を見つけた時点で時刻は深夜1時を過ぎていたでしょうか。

追加を狙って周辺を探してみましたが、結局この1頭のみしか見つけられませんでした。

過去の記録からして、この辺りの発生ピークから1週間ほど遅かったのだと思います。

しかし、詳細なポイントを開拓出来たのは嬉しい。

来年は多数の個体に出会いたいですね。



それでは、また。

By みみずく


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