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夏の終わりに
(24-25.[.2017)


参加者:みみずく、Misoni(ゲスト)、とも(ゲスト)





昆研夏合宿の興奮も冷めやらぬまま、合宿から帰ってきた翌日にも関わらず、高尾山へまた採集に行きました。

今回は主に登山を目的とした中学・高校の同期のMisoni、ともも参加してくれました。
8月末という事で、ミヤマクワガタのピークも過ぎているだろうと思い、まだ持っていないヤママユガの完品でも探そうと思います。

まだ明るいうちにMisoniと合流。ケーブルカーで中腹へ。

薬王院を中心にMisoniは観光(?)を楽しんだ模様。

筆者は「早く夜にならないかな」と思いながらMisoniを観察していました。

日が沈んで時刻は8時頃。採集を開始します。

いつも通りに外灯をうろうろ。
するとMisoni「なんかでかいの来た!」
あ、ヤママユだ!
捕獲するも残念ながら翅が欠けていたので、リリース
しかし出だしは良いです。高尾のヤママユは深夜のイメージがあったので、比較的早い時間帯に見られてよかった・・
引き続き虫を探します。

アゲハモドキ

アゲハとは言いますがこう見えて蛾の仲間です。


ヤママユガ

欠けのない綺麗な個体!触角からオスと分かります。


こちらはメスです。色彩変異もヤママユの魅力の一つ。

今年の夏合宿では3色観察できました。


ゴマフキエダシャク
小さいですがオシャレなデザインの蛾。

9時ころ、ともと合流し、山頂へ向かうことに。


マムシ

実は初めて見ました。



大型の蛾は遠くからでも発見しやすい


オオミズアオ

一応、甲虫屋なのにさっきから蛾ばかり観察しているな・・と思っていたら、ゲストの二人が何やら発見した模様

二人のもとに駆け寄ると、そこには樹上に静止する大型のミヤマクワガタの姿が・・!

捕獲した後、しばし全員で観察


ミヤマクワガタ

ゲストの二人は野生のミヤマクワガタを見るのは初めてだそうで、大変驚いた様子。

かく言う筆者も、今まで採集したどの個体よりも大きなミヤマに若干興奮気味・・

この時は70mmを超えたと思ったのですが、後日安物のプラスチックノギスで測ったところ68〜69mmでした・・・

二人は採集目的でないので、このミヤマはありがたく筆者が頂きました。ありがとう・・!

その後、山頂に到着し、オオゾウムシやクワカミキリなどを拾って採集を切り上げました。

山頂のトイレの明かりには、ボロボロのモンキアゲハが飛来していて面白いなと思いました・・



改めて撮影。でかいな・・

12時を回ったところで、就寝・・・






5時半頃に、起床。朝焼けが綺麗です。

完全に明るくなると、こんな虫が


アサギマダラ



オスでした。そう言えば合宿でもオスばかりだったな・・

どうやら山頂でも麓でも、あるいは中腹でも観察できるようですね。

今回の最終はここまで。夏の終わりに良いものを見れて良かったです。来年の夏こそは70mm超えを・・




By みみずく


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