はっぽーさいです、

もはや2か月くらいたったため忘れた点も多いですがお許しを



今回はいーぐる先輩のお誘いに乗らせていただく形での採集。

そのお誘いがあったのはなんと採集日当日、

急ともいえるお誘いでしたがある文字を見て即決

その虫は「エゾハルゼミ」！！！

春から梅雨にかけて鳴くセミです。

エゾとつくものの本州にもいます。



・・・ぶっちゃけて言えばよく見ることができ、

そんなに珍しい種類ではないものの

その印象に残る鳴き声には心惹かれるものがあります。

「ミョーキン、ケケケ・・・」と非常に特徴的で、

それを表すのにカエルとセミのような鳴き声、 なんていわれます。

セミ一匹でカエルです。





イーグル先輩の狙いは秩父産シンジュサンの春型だそう。

シンジュサンも見たいと思いつつ、

心中ではエゾハルへの期待いっぱいに出発。



車内では素数ゼミの貴重な話などを教わりながら、

途中寄ったコンビニの明かりをチェックしつつ目的地へ出発。

進むにつれ外灯や先輩の知るポイントをチェック。



ウンモンスズメなどのきれいな緑をみかけるものの、

まだ標高が低いのでしょう、エゾハルゼミは見つかりません。



ここまでのポイントでは シンジュサンの姿もなし。

そうして次へ、次へと向かう途中に、

何かが乱れ飛ぶいい感じの外灯を発見！

「橋には虫が来る」

とはさまざまな先輩から教わる教えですが、

この外灯も橋にありました。



何度もここへ足を運ぶいーぐる先輩も、

この外灯には好感触・・・だったように思います。

車から降りて探すと、たくさんの白い蛾。



まずはこの虫


オオゴマダラエダシャク

このほかにも似たような奴が。


ゴマダラシロエダシャク

さらには


キオビゴマダラエダシャク


そして白い蛾のほかに目立った大きめの虫


ヘビトンボ

この子は見た目に反してぷにょぷにょ柔らかく、

つかむと意外なほどに首をまげて噛みつこうとしてきます。

川沿いならではの大型な昆虫です。



さらに個人的有名種の葉っぱ、じゃなくて・・・


ムラサキシャチホコ

ムラサキシャチホコ、蛾です。

よくその写真は目にしてきましたが、

その実物は初めて見ます。葉っぱです。

ちなみに僕は採集がへたくそなので、

外灯裏にとまるこの子を見つけられませんでした。

精進します。



そのほかにも多数の蛾。



さて、橋の対岸へ行くとその虫の数は一気に減るものの、

オオミズアオの姿がありました



オオミズアオにも春型夏型があると聞きます。



さて、甲虫ではコクワガタもいました。

先輩によればミヤマクワガタもいるはずとのことですが

この日は見かけませんでした。



そしてエゾハルも見ていません



その後も先輩の知るポイントの トンネル、外灯、橋などいろいろに巡っていきます。

トンネルではアカスジキンカメムシが、


アカスジキンカメムシ

橋にはチチブマイマイがいました。


チチブマイマイ（ヒメマイマイカブリ）


なかなかかっこいいです、浮気しそうですねこれは

ただマイマイの道は奥が深いようで、

「マイマイカブリ」 の亜種のうちの一つ

「ヒメマイマイカブリ」

のうち、ある個体群につけられた通称が

「チチブマイマイ」

だそうです。（修正）

なかには「モンローマイマイ」なんていう

「通称」のついたのもいるようで、

なかなかユニークですね。



そうこうするうちに一応の最終地点へ到達。

もう深夜で、山なので寒いですね

標高は高くエゾハルだっているでしょう、いてください





・・・そう思って階段を上るといました！

エゾハルの雄です！


エゾハルゼミ

イエイ！

この個体は全体的に色合いが地味なので、

羽化してからそんなに時間はたっていないのでは。



その後シンジュサンを狙って上がっていくものの、

オオミズアオの残骸や、ムササビ、シカや

その他多数の蛾と逢うのみにとどまり、

見ることはできませんでした。

・・・残念です。



その後ポイントを引き返して見ていくものの、

追加はありませんでした・・・

今回はここで終了ということに。



ですが、僕としては見たいエゾハルを見ることができ、

楽しい採集となりました！




それでは。

By　はっぽーさい

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