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おいどん一人旅
〜残骸〜
(14.\.2016) 
参加者:すいみ〜




2日目は朝7時頃に起床して
そこからゆっくりと温泉に入り8時過ぎに出発です。
薩摩半島の南端には開聞岳という山があるので、まずはそこに行ってみることにしました。

開聞岳は標高924m。日本百名山のひとつで薩摩富士と呼ばれています。
きれいな円錐形の山で、頂上からの眺めが絶景だというので行ってみたのですが、
ちょうどふもとに到着したころに雨が降り出し始めました。

しばらく車内で待っていたのですがやむ気配がなかったので断念。。。
(結構来るのに時間かかったのに 涙)

気を取り直して山川港へ向かい、カーフェリーに乗って大隅半島へ渡ることにします。
約50分ほど船に揺られて根占港に着き、車で南下して佐多岬へ向かいました。

根占港
根占の道の駅


昨日は見つけることができなかった衰弱したヤシを今日も探しながらの移動です。
すると、佐多岬の手前の車道沿いにポツンと生えた衰弱している感じのヤシがあったので
車から降りて葉っぱをもぎとってみることにしました。
何とかちぎって根元の所を見てみると、食痕らしきものがあります。

ヤシオオオサゾウムシの食痕
ヤシオオオサゾウムシの 食痕らしきもの

しかも、そんなに乾燥していなくて結構新しい感じです。
これは、いるぞ!と思って何本か葉っぱを抜いてみたのですが、
どれも同じような食痕と繭の残骸があるのみで、本体はいない。。。

結局、ここでは出会うことはできなかったのですが、衰弱したヤシがどんな感じか分かったので
とりあえず良しとして、佐多岬へ向かうことにします。



佐多岬は本州最南端の岬で、ルイスツノヒョ ウタンクワガタの産地です。
とはいっても、佐多岬は霧島錦江湾国立公園内の特別保護地区内にあるので
採集は禁止されています。
が、入口のトンネルでマイマイカブリに遭遇して、ちょっと残念だった (笑)

マイマイカブリ
マイマイカブリDamaster blaptoides




佐多岬は普通に観光するということになりますが、
一応、採集はできないとは言ってもせっかく来たのでどんな環境にいるのかくらいは
見ておこうと思ってちょっと脇にそれたりもしてみたのですが
あまり、倒木や朽木というものが落ちてないです。

それに落ちていても乾燥していて居そうな気配はなく、
乾燥している割にはやたら蚊が多くて嫌になったので
あまり分からないままで切り上げてしまいました。

イメージとしてはもうちょっと樹高の高い照葉樹林にいると思っていたのですが。。。
もう少し佐多岬のど真ん中というより北側の方とか内陸の方にいるのでしょうか。
またリベンジしてみたいものです。


佐多岬
曇りだったので屋久島や種子島は見えませんでした



何だかんだ切り上げたころには17時を過ぎていたので
今日のうちにある程度北上しておかないと、明日が大変になるだろうと
北へ向かいつつ、道中のコンビニの灯りを見たりすることに。
灯りではネブトやヒラタが来ていたりと、意外にクワガタが来ていました。



振り返ると今日はメインの狙いは何にもとっていない…
採集記としては非常に内容のない感じになってしまいましたが、明日こそ頑張りたいです。

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