昆 研HP TOPへ

晩夏のタテハ

〜力、及ばず〜

(5.\.2016) 

参加者:すいみ〜、じょえる、らいと



さて、昨晩は力尽きてし まった僕たちですが今日こそは採りたい!

目が覚めたのは 8時半ごろ。

空を見上げれば 晴れており条件は良さそうです。

コンビニで朝食を買って食べ、昨日とは別のポイントへ向かいます。



まずは、僕とらいとがゴイシシジミを見てみたいという話を以前じょえるに

したことがあったのでゴイシシジミがいるポイントに向かうことにしました。


この場所はササが生えていて、ゴイシシジミは

このササの周りを飛んでいたり葉上にとまっているようです。

ササをたたくと飛び立つということをじょえるに教えてもらい

実際にやってみると本当に出てきました!

といっても素人目にはほかのシジミと区別がつかないので

捕まえないとわかりませんけどね。。。汗



よくよく見てみると葉っぱの上にとまっている個体もたくさん見ることができ、

この場所にはかなりの個体数がいるようです。



僕がゴイシシジミをとるのに夢中になっていると、


「あ、カミキリ」

というじょえるの声が。


何のカミキリだろうかと行ってみると、コブでした。

フジコブヤハズカミキリ

フジコブヤハズカミキリ Mesechthistatus fujisanus

もしかしたら今回の採集ではコブも見れるかも〜くらいな気持ちでいたので

見ることができてうれしかったです。

僕も探してみたのですが見つけることはできずちょっと悲しかったですが、

ゴイシシジミを楽しんだので次の場所へと向かうことに。




次の場所は、去年じょえるがキベリタテハを見た場所です。

到着するとちょうど日差しが差していて、ざっと見ただけでも

何種類ものチョウが飛んでいます。

今までの場所とは全然違いこれは期待できそうです!



特にチョウが多く飛んでいる花の咲いている斜面を中心に歩き回っていると

ちょっと様子が違うタテハチョウっぽいチョウがいたので

網を伸ばして捕まえようとしましたが早くて逃げられてしまいました…


なんだったのか気になったので、しばらくうろうろしてチョウが戻ってくるのを待っている と、

例のチョウが戻ってきたので今度は慎重に網を伸ばして捕まえました。

確認してみるとキベリタテハでもクジャクチョウでもない。

名前が分からなかったのでじょえるに確認すると、シータテハでした。



シータテハのシーはアルファベットのCを意味していて

翅の裏にある斑紋がCの形をしていることから名づけられたそうです。

安直ですがわかりやすくて面白い名前ですよね。

ちなみに、エルタテハというのもいるんですって。



シータテハ以来、特に新たな種が訪れることはなく

昨日から散々見かけているチョウばかり。

昼食も挟んでここには結構な時間滞在したのですが

目的のチョウは見ることができませんでした…

スズメバチの巣

立派なハチの巣があった…




この後は、今年の春にジョエルが訪れたというアサギマダラが沢山いたところへ行き

昨日は捕まえることができなかった♀を捕まえたり、

吸水するクジャクチョウを見たという場所へ行って探したのですが

スミナガシを一匹捕まえたくらいで

とうとう一匹も見かけることができないで終了となってしまいました。


スミナガシ

スミナガシDichorragia nesimachus


昨日のおじさんが言っていたように数が減っているということなのでしょうか?

にしても、一匹も見れないとはついていない。。。



キベリタテハとクジャクチョウ。

共に美しいチョウなので、また来年リベンジしたいものです。




BACK

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送