(18.Y.2016)
参加者:かっきー、キャプテンU
今回はかっき−先輩がハビロキンヘリタマムシ、わたくしキャプテンUがアカムネハナカミキリを目的に梓山へ向かいました
ハビロキンヘリタマムシはハルニレの樹冠部にやってくる珍しいタマムシで、かっき−先輩が数年狙い続けているそうです
アカムネハナカミキリはクロツバラをホストとする色合い・形ともに素晴らしいカミキリ
どちらも他の場所ではなかなかお目にかかれない虫なので非常に楽しみです!
さぁ目的達成できるでしょうか…
講義を終えた後、夜9時過ぎに出発
街灯を巡りつつ目的地へ向かいます
途中のトンネルの明かりにてミヤマクワガタ♂発見!
ミヤマクワガタ
今年初めて見つけました、やっぱりクワガタは良いですね
早朝7時くらいに目的地の梓山へ到着
有名産地だけあってもう採集者が来ている
これは負けてられないぞ と捜索開始
まずかっき−先輩にアカムネハナカミキリのホストであるクロツバラを教えて頂く
クロツバラ
おそらくアカムネハナ狙いに来なかったら生涯知ることはなかったであろう…
本州中部の山や高原に生えているらしい この場所には沢山ありました
本日は朝から6月の山の気温とは思えないほど暑く期待大でしたが
逆に暑過ぎたのか何にもいない…
しばらく採集者の方とお話しタイム
アカムネハナカミキリを狙いに来た方もいるようですが、まだ時期が早いようでハビロキンヘリタマムシ狙いの方が多いみたいです
…その後時間が経過するにつれ人が少なくなり気づけば誰もいない…(かっきー先輩は灼熱の車内で寝てる?みたい)
今日はいないのだろうかと思いながら捜索を続けていると飛んでいるカミキリらしきシルエットを発見
網でキャッチするとミドリカミキリでした
ミドリカミキリ
緑の輝きがキレイな虫です
うーん…本当にクロツバラにいるのだろうかと不安になってきたそのとき
あっ!いた!
と我に返ったときにはつかんでいました…(生態写真撮りたかった…)
アカムネハナカミキリ
キレイというよりはお洒落な虫
完全に諦めていたので本当にうれしい
かっきー先輩に報告すると元気を取り戻したようで再び採集へ
その後ちらほら飛んで来たカミキリを採集
クロハナカミキリ
一旦場所を変えることにして土場へやってきました
時刻は正午過ぎ
この時期の土場と言えばカミキリムシの大運動会という勝手なイメージがありましたが
今日はやはり暑過ぎるようでちょこっとついている感じでした
エグリトラカミキリ
オオマルクビヒラタカミキリ
ヒゲナガモモブトカミキリ
この個体は♀のようで産卵管が出てます こんなカミキリは初めて見た
ゴマフカミキリ
ヤマムツボシタマムシ
タマムシを手でとるのはちょっと苦手…
土場での成果が微妙だったため再び梓山へ戻り採集
するといきなりシラカバにクワガタがついているのを発見!
こいつは大柄なコクワ♀ではないかと現地で結論付けましたが、かっき−先輩が後ほど同定したところヒメオオクワガタ♀であることが発覚
ヒメオオクワガタ
野外でヒメオオクワガタを初めて見ました 本当に昼行性だったのね
その後かっき−先輩はお疲れのようで車内で再びお休み
というわけで1人で採集
クロツバラの葉の裏にキモンカミキリを発見
キモンカミキリ
さらにトラカミキリっぽいものを発見
ただ位置的に網は使えなさそうなので手でつかむ… あっ…逃がした
と思いきや奇跡的に肩の上にのってました
…あれ?こいつはもしやヨコヤマさんか!?
ヨコヤマトラカミキリ
変わった姿と模様のトラカミキリ 体形はアリっぽい
ヨコヤマと名のつくカミキリは2種目ですが、どちらも素敵ですな
これも報告しに行くとかっき−先輩が再び復活
気が付けばどこかに行ってしまいました…
だんだん日も落ちてきて夕方に
来ていた採集者の方とお話ししているとかっき−先輩がどこからか帰還
どうやら何か捕ってきたみたい
それは…
ハビロキンヘリタマムシ
うおおぉぉぉ
上翅の赤いラインが何とも言えない!
写真で見てもキレイですが実物はもっとキレイです
重たい長竿を振り続けた甲斐がありましたね おめでとうございます!
かっき−先輩の長年の悲願が達成され、自分もアカムネハナをはじめ多くのカミキリを採集でき大満足の採集でした
By キャプテンU
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