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春のふわふわ

(25.W.2015)

参加者:いーぐる, Deer,マックス,キャプテンU,たかも酢,がしゅん,みむさん,1年生2名





そうです。今さらです。ごめんなさい。先に謝っておきます。




さて、今年も「春の女神」ギフチョウを見に新潟まで参りました。

4/25朝7時。

天気は快晴です。週末の下り高速の先陣を切るようにして北へ向かいます。

雪の残る水田

お昼過ぎに現地に到着。

穏やかな青空の下、残雪と桜の白い景色の中、そこここにカタクリが咲き誇っており、

深緑の葉と薄紫の花のコントラストはまさに見頃を迎えていました。

カタクリの花

この花を訪れるギフチョウへの期待も高まります。

なるべく早いうちが良いというアドバイスを受け、お昼ご飯もなおざりに網をかざし斜面を駆け上がります。

レツゴー

期待は高まっているものの、行った日に本当に遭遇できるかは実際のところ運頼みです。


ギフチョウ…ではない。


ギフチョウじゃない。

カエル
けろけろ。

まだまだ慣れない運転を買って出てくれたDeerは到着までで既に疲労は高レベル。

とりあえずハンミョウを見つけて満足しひとまず休憩。

ハンミョウ

去年の反省をこめて今回は助手席で喋り続けていた僕もはなから体力がないし、早々にスタミナ切れでお昼タイムに。

「下級生は若いよなー」

「ああ。3年生はもうおっさんだよ」

「ギフチョウ来るかなあ」

「1年生には捕って帰らせてあげなきゃだよな」

「そういえば、去年はここでカモシカ見たんだよ」

「マジで?」

「うん。向こうのあたりにひょっこり出てきてさ。」

「へえ〜。ところで、あそこに飛んでるのってギフチョウ?俺見たことないからわかんないけど」

「えー?どれ?」

「ほら、あそこの林の縁のとこ」

「…あー、…あれはー…………………!!!」

「!!!」

「!!!」

いた。

慌てて跳ね起きて飛び掛る。網を振り回す。叫ぶ。

「おい!そっち行った!あ、違ッ…そう!それっ!ああっ」

総がかりで追いかけ、追いかけ、とうとう捕まえました。

これを皮切りに、ちらほらギフチョウは出没。採集の名目は果たせたというものです。

ボウズじゃなくて本当に良かった…

ギフチョウ
今回捕まえたギフチョウ(後日がしゅんが撮影したもの)。

いいですね!ギフチョウ!ふわふわですね!ふわふわなんですよ!



ふわふわと言えば、忘れてはいけないのがビロウドツリアブです。

ビロウドツリアブ

カタクリの花の蜜を吸いに、そこかしこにふわふわした塊が宙に浮かんでいました。

ビロウドツリアブ

金色の毛にうっすらと虎縞、丸いシルエットからひょいひょいっと伸びている羽、脚、口。そしてひたすらふわふわ。かわいいですね!

転覆
ケースの揺れでひっくり返ると、動かなくなる。かわいい。

大きいのから小さいのまで、随分差があるものです。大きいのが雌で小さいのが雄…というわけでもないようです。

サイズ差
上1匹が雄、下2匹が雌、らしい。



蝶を追い飽きたら、ため池…水溜り…様の水辺で水生昆虫を掬います。

水昆狙い

危ない
落ちるっ落ちるっ(落ちない)。

コオイムシ、ミズカマキリ、マツモムシ(危ない)、小さいゲンゴロウ類。

去年ほどではないにせよ、まあいます見つかります。

そして、水際にわっさーっと密集しているカエルの卵、おたまじゃくし。

さらには、水上に張り出した枝から、あるいは水中に沈む枝に、何かこう、ふわっとした塊が。

卵?

卵?

えーと…これは?これも卵…?これは、もともとこういうものなのか、それとも間違って水没したのか…

他、ころころした獣の糞のようなものも転がっていたりして、まだ見ぬ何かがまだまだいるのだな、と思いました。




最後のほう雑なまとめ方、どころか、ただお前が不勉強なだけだろう、っていう終わらせ方になりましたが、

そんなこんなで新歓採集その2新潟採集は無事、多分無事に閉幕いたしました。

そして今やもう語られることがあるのかないのか定かではないがその実、

一番充実していた新歓採集その3「黒川採集」を経て新歓期は終了したということです。約3ヶ月前に。

今年も強力な新入部員が続々加わり、いい感じです。いい感じだッ!

by マックス

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