(25.XII.2014)
参加者：みむさん、コウ、蜜柑箱（ゲスト）、かっきー
世間はクリスマスで浮かれているらしいが、一人者の虫屋にそんなイベントは関係ない。
（実は後輩と予定が合ったのがたまたまこの日だった、というだけ笑）
ということで、ネブト採集に行きたがっていたみむさん、先月昆研に入ったばかりのコウ、
それと筆者の高校の生物部の後輩である蜜柑箱と共に、埼玉県のネブトポイントへ。
このポイントは関東では貴重なネブトが比較的採りやすい場所で、
ここ数年は冬に毎シーズン採集に訪れており、毎回少なくとも幼虫は確認できている。
最寄駅に集合し、徒歩で採集ポイントへ。
ポイントに着くと、とりあえず筆者が過去に幼虫を採集した材の様子を見てもらう。
その後、各々バラけて採集開始。
開始早々、細い杉の朽木から幼虫を採集。
同じ材からの地面に埋もれた部分からは、黒光りする物体が。
小型の成虫♂だった。
筆者はここで成虫を採るのは初めてで、小型個体とはいえ嬉しかった。
周辺にはあまり良さげな物件がなかったので、谷を降りていき材を探す。
今日はなかなか調子が良く、成虫こそ出ないものの幼虫は順調に追加していく。
みむさんと蜜柑箱も、苦労しながらではあるが幼虫は採集できた模様。
何本か良さげな材がある場所を見つけ、丸々と太った幼虫を何頭か出した後、
まだ採れていないコウに残りを割ってもらうが、硬いところにいた成虫♀を鍬が直撃…
その後、その材から追加は得られなかった。
周囲の似たような材も4人で割ってみるが、他の材からは幼虫すら1頭も出なかった。
午前中は晴れていたものの、午後からは日が陰ってしまい、
風も吹き始めて寒くなってしまった。
寒い上に疲れてきたので、適当なところで採集は終了。
全員で成虫幼虫合わせて20頭ほどと、ここでの採集としては過去最高の成果だった。
By かっきー
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