(21.Z.2014)
参加者:いーぐる
セミの鳴き声も聞こえるようになって、夏も本番!!
そんな7月も樹液に通い続けました。
この時期は試験とも重なるため、毎日は通えませんでしたが、いろいろな昆虫を観察できました!
成果が良かったのは7月21日。
埼玉県所沢市の樹液です。
この日の最高気温は29℃とそれほど高くはありません。
しかし、この日の前2〜3日は気温の低い日が続いていたので、
久しぶりに気温のまあまあ高い日ということになります。
このような日は意外と期待ができます!
樹液にはたくさんの甲虫が!
カブトムシ ノコギリクワガタ
まずは、カブトムシとノコギリクワガタ。
まさに夏の代名詞のお二方です!!
カブトムシ
後ろでバサァッという音がしたと思ったら、
地面に着地したカブトムシでした。
カブトムシ
とにかくカブトムシは多かったです!!
カブトムシは山や原生林よりも、畑に面した林に多いようです。
このポイントは畑地帯に残った雑木林という環境なので、例年カブトムシは多く観察できます。
2年前に85mmUPの特大個体を採集しましたが、最近は80mmUPもあまり見つけていません。。。
ノコギリクワガタ
上の方の樹液からポロッと落ちてきたノコギリクワガタの小歯型。
地上3mほどの位置にも樹液が出ているので、慎重に探す必要があります。
振動を与えて、クワガタがポロッと落ちてしまうと見つからないことがあります。
注意しながら反対側の樹液を見上げると・・・
ノコギリクワガタ
これは、でかい!!
丁寧にキャッチした後、ゆっくり写真撮影。
かっこいい〜!!
そして、かなりデカイ気がする・・・。
しかし、夜マジックというものがありまして。
闇夜でクワガタを見つけると、ライトに照らされてできる影と採集者の興奮とで、実際より大きく見えるんです。
70mmUPを期待したノコギリが一体何度65mm級だったことか。。。
帰宅後に測定すると、
71mmUP!!
ひぇ〜〜〜(嬉)!!!
関東産ノコギリの70mmUPはかなりうれしい!
しかも、地元ノコということで思い入れが半端ないです!!
3年前から70mmUPを狙っていたのですが、この産地ではどうしても65mmに大きな壁が。
70mmは育たない産地なのかと諦めかけていました。
今回は超大物が採れて大満足の結果となりました!!
以下、7月に同ポイントに集まった昆虫を少し紹介します。
ヒラタクワガタ(2014.7.3)
こちらもかなり嬉しかった個体です。
53mmUPのヒラタクワガタ!!
同市内でも丘陵地帯方面ではそこそこの個体数とサイズアベレージが狙えるようですが、
市街地近くのこのポイントではかなり個体数が少ないです。
また西日本に比べ、関東ではサイズが伸びにくいので50mmUPはうれしいサイズ!
ノコギリクワガタ(2014.7.6)
こちらは、今季2番目に大きかった67mmUPの個体です。
7月前半はノコギリの数が非常に多く、大型個体も多かったです。
今年の、このポイントでのノコギリクワガタの発生第一ピークは、
6月24〜7月10日くらいだったかなという感じでした。
カブトムシ♂(2014.7.3) カブトムシ♀(2014.7.11)
ノコギリに代わって、7月半ばから一気に個体数が増えたのがカブトムシです。
観察している間にも、樹液に飛来してくることがありました。
コシロシタバ(2014.7.8) オニベニシタバ(2014.7.11)
カトカラの仲間も数種が見れました。
アカアシオオアオカミキリ(2014.7.11) ミヤマカミキリ(2014.7.11)
カミキリも数種見れました。
左写真には、見づらいのですがアカアシオオアオカミキリがいます。
羽が緑色のきれいな種類ですが、最近このポイントでは個体数が減っている気がします。
右写真のミヤマカミキリは体長50mm近くの大きなカミキリです。
7月は種類数、個体数ともに多く、樹液採集としてはかなり面白い時期でした!
早くも来年の7月が楽しみに・・・
その前に8月の樹液ですね!!
By いーぐる
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