16. III. 2014
主催者：しんちゃんさん 参加者：トシ
黒っぽいマイマイカブリの採集に飽きてきた今日此の頃。
東京からはるばる400㌔。糸魚川市に到着です。
糸魚川市のマイマイカブリは，コアオマイマイの分布西限にあたります。
林内は松の立ち枯れだらけ。
「採れたぞ～」
さすが早い！！
糸魚川らしい，鮮やかなアクアブルー！！
続いて倒木の先端からも。
・・・と，ここまでトントン拍子だったのですが，この後が続きません。
お手本のような材なのですが・・・
これもダメ。
それから1時間程して，ようやく追加が得られました。
こちらの個体は綺麗な越冬窩を作っていました。
これまでの採集品。
その後も多くの材を割るも，ここでの追加はありませんでした。
・ ・ ・ ・ ・ ・
この巨大な立ち枯れ，反対側からも・・・
3頭！！
すさまじい輝きっぷりです。
コアオマイマイカブリ
[ Damaster blaptoides babaianus ] : 8 exs.
しんちゃんさんと信越地方
- 糸魚川編（新潟県）-
（飽きたというよりかは，単に採れなくて消耗しているだけなのですが・・・）
そろそろ北の美しい亜種をまた見たいものです。
そんな時，「しんちゃん採集記」のしんちゃんさんから採集のお誘いを頂きました。
日帰りということでしたので，関東近辺での採集とおもいきや。
なんと行き先は長野県北部。しかも可能なら新潟の糸魚川まで向かうとのこと！
これは僥倖！！ ということで，ありがたくご一緒させて頂きました～
北陸のマイマイは河川敷に少ないため，山地の松林を狙います。
ちなみに，ここまで（というか最後まで）運転はしんちゃんさんに任せっきり。
本当にお疲れ様です。お手伝いできず申し訳ありませんでした(-_-;)
ムクロの発達が本亜種としては良く，前胸が青色になる個体が多いのが特徴とのこと。
個体数は少なく，やや採りにくいそうですが，今回はベテランの方が一緒です。
おそらくボーズは無いでしょう！
古いものが多いようですが，これは期待できそうです。
暫く朽木を崩していると・・・
暗い色合いですが，深い緑色のスレのない個体です。
少し遅れて筆者も発見。
でもテンション上がって写真はピンぼけ・・・
こんな分厚い皮の下に冬眠していました。
隙間の奥に１頭だけ挟まってます。
素晴らしい立ち枯れをいくら崩せど，どれもハズレ。
やはり生息密度は低めのようです。
生息密度・環境・越冬の様子，どれをとってもサドマイマイのようです。
覚悟はしておりましたが，なかなか数が稼げません。
新しい材も少なくなってきたので，すこし場所を変えてみます。
移動した先でも相変わらずマイマイは出てきません。
虫が出てきたと思うとアキタクロナガ。
撤収の二文字が頭をちらつき始めた頃，しんちゃんさんが追加！！
今回初の集団越冬を発見出来ました。
かつて見た個体と比べてもぶっちぎりの美しさ。
エリトラが緑がかる個体も混じっており，本当に綺麗です。
お陰で大満足の成果となりました！
・ ・ ・ ・ ・ ・
さて，糸魚川での採集はここで切り上げ。
車に戻り，次の目的地である千曲川へ向います。
採集記は千曲川編へ！
アキタクロナガオサムシ
[ Apotomopterus porrecticollis ] : 7 exs.
By トシ
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