(24.XI.2013)
参加者:いーぐる・マナミ・DAZAI39・トシ
「ミヤママイマイが採りたいなァ」
秋晴れの空の下,ぼんやりそんなことを考えていた。
この空の青さが,マイマイの胸色を彷彿とさせたのだろうか。
ミヤママイマイとは栃木や長野,つまりコアオ-ヒメの分布境界に生じる移行体のことだ。
前胸の色は濃紫〜淡青色と豊富。中には空色のものもあり,とても美しい。
・・・かつて,筆者はこの種を1頭しか採ったことがない。
それも夏に偶然出会った個体。
数を採ってなんぼのマイマイだ,これでは採れたと言いがたい。
何とかして追加を得たいムシなのである。
「そうは言っても,一体どうやって行くつもりだい」
DAZAI39がぼやく。
そう,確かに遠い。栃木は微妙に遠いのだ。
レンタカーではお金が掛かるし,電車で行くには便が悪い。
困ったなぁ・・・
・・・あ,そうだ,あの手があったか。
「いーぐるに車を出してもらおうぜ!」
こうして哀れいーぐるは,作りかけのレポートを放り出して採集に行くことに。
ありがとう,いーぐる。 無理言ってゴメンね!
出発から2時間半ほど後,目的地に到着!!
時間は午前10時程。
ポイントは昨年,DAZAI39が行った場所の近くです。
さあレッツトライ!!
今回はマイマイ採集初参加のマナミも居ます。
最初は皆でゆっくりやりましょう。
採集のコツを議論してるうち,なかなか良さげな材を発見。
早速割ってみると・・・
出た! ミヤママイマイ!
話に聞いていたとおり,非常に美しい青色です!!
素晴らしぃ・・・ヒメマイマイでは滅多に見ないカラーです。
この材はまだ出そうなので,マナミに明け渡して移動します。
・・・ちょっと歩いた先の湿った一角。
これは期待できそう。
巨大な倒木から,アキタクロナガとともに2頭だけ採れました。
さすが山のマイマイ,さほど多くはないようです。
・・・・・・
その後,30分程粘るも追加は無し。
車の近くまで戻って来ると,最初の朽木にマナミといーぐるが。
「まだここに居たの?」
「だって沢山出てくるから・・・」
なんと6頭も出てきたそうです。
/(^o^)\ナンテコッタイ
その後も似たような場所でポツポツ出てきます。
根上がりの土からも。
今回,一番多く採れたのはこの切り株。
10頭近く出てきたような。
・・・・・・
結局,全員で40頭近いマイマイカブリを採集出来ました。
河川敷でないことを考えるとなかなかの成果です。
さて,そろそろ夕方。
帰り際に河川敷にも寄ってみます。
時間的に30分程しか採集できませんが,せっかくなので。
小さな崖を下り,河畔林に接近すると・・・うわぁ。
一見良さ気な林だったのですが,木は細く,朽木も硬い!
これは辛そうです。
・・・・・・
10分後,何とか見つけた電柱のような材。
むっちゃ硬いのですが,無理やりこじ開けたところ・・・
アキタクロナガの集団中,1頭だけ現れました。
やはり,先刻の林の方が採集しやすそうですね。
その後,崖崩しでも1頭追加。
これで今回の採集は終了です。
お疲れ様! そしてサンキューいーぐる!
また皆でオサ掘り行こう!!
By トシ
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