奥多摩材割り採集
(3.XI.2013)
参加者:トシ、かっきー


秋になり、オサ堀りがしたくてたまらない様子のトシ。
先週タイヤキさんが奥多摩でチチブホソクロナガオサムシとヒメマイマイカブリ、
ホソアカガネオサムシを出したのに触発されたようで、同じ山へ行くことにしました。
筆者は10月にもこの山に来ており、その際にチチブホソとホソアカガネは出しているので、狙いはルリクワガタ属です。

行楽シーズンということで、奥多摩駅からのバスは超満員。
何とか席を確保して終点の集落へ。



バス停から少し進んで登山道に入り、沢沿いを歩いた後は急登に取りつきます。



体力バカのトシは凄いペースで軽々と登っていきますが、筆者はなかなか追いつけません…

岩の上ではしゃぐトシ。



一方、つらそうな筆者。(とてもつらかった)



トシは余裕の様子、筆者はヘトヘトになりながらルリの多い標高に到着。
登山道から少し斜面を降り、朽木を割っていきます。



巨大な朽木に斧を入れると、まずはクロナガオサムシ。次もクロナガオサムシ。次も…
この材にはクロナガしか入っていないようなので、狙いを変えます。
筆者が次に割った材からは、クロナガに加えてアカアシクワガタの♂が登場。



灯火では普通に採れる種ですが、材割で成虫が出るとなんだか嬉しいです。
お遊びはこれくらいにして、ルリ狙いに移ります。
トシと別れ、枯死したスズタケ群落を突っ切っていくと、なかなか良さそうな落ち枝を発見。
崩してみると、早速ホソツヤルリクワガタの♀が採集できました。



周囲にも似たような状態の材は転がっていますが、成虫が出たのは最初の1本のみ。
トシと合流すると、なかなか成果が挙がらない様なので少し標高を上げてみることにします。
チチブホソが入っていることが多いという褐色腐朽材見つけてはを割ってみますが、なかなか出てきません。
比較的珍しいと思われる、アトコブゴミムシダマシが4頭まとまって採れたくらい。
地味ですが良い虫です。



またトシと別れ、ホソツヤやトウカイコルリの好みそうな落ち枝を探しますが、なかなか見つからず。
巨大な倒木の表面を削ってみると、ルリクワガタが2♂1♀採集できました。
♂は2頭とも、これまでに採った中では比較的小さめの個体です。



その後は数頭のホソアカガネオサムシやルリの幼虫が出たくらい。
トシと合流すると、しっかりと狙いのチチブホソクロナガとホソアカガネオサムシを採集していました。流石です。
マイマイは採れなかった模様。高山のマイマイは難しいですね。






日が落ちるのも早くなってきたので、あまりゆっくり採集せずに下山。
ホソツヤルリの♂とトウカイコルリが採れなかったのは残念ですが、また来ることにしましょう。




By かっきー
(撮影 トシ)

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