(17.[.2013)
参加者:dazai39、マックス、いーぐる
暑い!!
暑すぎて逆にテンションが上がります。
こんな猛暑の中、元気に飛ぶ虫が・・・
そう、ヤマトタマムシ!
その金属光沢と鮮やかな色のコントラストは
まさに生きた宝石です!!
昆虫界の美麗種最高峰と言っても過言ではない。
実物を見たことがない人も多いようですが、
いるところにはまだたくさんいる種類です。
気合いを入れて採集開始!!
10時ごろに里山的なポイントに到着。
タマムシが飛ぶ時間帯には少し早いので材を回ることに。
タマムシの採り方 その1
材を見るだけ作戦!
タマムシの♀が材や立ち枯れに産卵しにくるところを狙う方法。
採れるタマムシは♀だけですが、
プラプラ歩いてるだけで採れます。
ポイントは新し目の材を見つけること。
タマムシが好んで産卵する木はあまり腐朽が進んでいません。
いい感じの材置場や立ち枯れを回りますが、
タマムシいない!
材置場
立ち枯れ
歩いてるだけで体力が奪われる・・・
ただ、ただ暑い!!
ただ歩いていてもつまらないので、
地面近くをスイープしていると、
やっぱり入った!トウキョウヒメハンミョウ!!
トウキョウヒメハンミョウ
そして、なぜかナナフシの幼虫も入りました
チョウも何種類か飛んでいました。
その中でも目立っていたのはアカホシゴマダラ。
移入種のチョウです。
エノキに付く幼虫も発見しました。
アカホシゴマダラ
アカホシゴマダラの幼虫
最初はオオムラサキの幼虫か!?
と思ったんですけどね・・・
その後も材を回っていると
何かがキラッと光った!!
ヤマトタマムシ!!!
この輝きは何とも形容しがたい。
林の中で宝探しをしてるみたいです。
タマムシは飛ぶのがかなりうまいので、
慎重に近づいてキャッチ!
タマムシの輝きにも理由があります。
タマムシの天敵である鳥は光っているものを恐れるため
タマムシはこんなにも輝いてるらしい。
そして待望の2匹目!!
切り株にいました。
実は、1匹目を採ったのが10時30分ごろ。
そしてこの個体を採ったのは13時30分!
この間何をしていたかと言うと・・・
真面目に探してました!
いないときにはいないんです。
少し時期も遅めだったのかな。
他の昆虫はたくさんいました。
夏の代名詞ともいえる昆虫、セミは大量。
もう、うるさいくらいです。
アブラゼミ
関東の平地では、おそらく最も多い種類。
ミンミンゼミ
アブラゼミに次いで多い種類。
鳴き声も大きいのでよく目立ちます。
ヒグラシ
明け方と夕方にカナカナと悲しげに鳴く種類。
写真の個体はセミヤドリガに寄生されています。
ツクツクボウシの抜け殻
夏の終盤に個体数が増える種類。
ツクツクボウシの声が目立ってきたら、
夏休みも終わりが近い( ; _ ; )
ニイニイゼミの抜け殻
こちらは夏の初めに多い種類。
関東の平地では、一番最初に鳴き始めるセミです。
でっかい羽音がすると思ったら、
昼間からカブト!
材場には♀も来ていました。
♀は材には産卵しないんだけど・・・
材近くの腐葉土目当てでしょうか?
ヤナギにはコクワも付いてました。
ナミアゲハ
少し擦れていますが、元気に飛んでました。
キアゲハに似ていますが、違う種類。
近くに池や小川があるためか
ヤンマ系の大型トンボもいるようです。
14時近くからはタマムシ第二ラウンド開始!
タマムシの採り方 その2
飛んでるところをキャッチ作戦!
まずは、タマムシが飛んでる場所。
そして、網が振りやすい場所を探します。
タマムシはエノキを後食するのでエノキを探す。
網が届くくらいの高さのエノキが良い。
そして、網が振りやすいような場所であればなお良い!
こんな感じの場所があるとラッキー。
こんもりした比較的背の低いエノキが点在していて、
網が振りやすい、広い場所。
場所が見つかったらゴロ〜ン。。。
まじめなマックスもゴロ〜ン。
いえいえ、ふざけていません。
こんな感じでエノキを見上げて、
タマムシが現れるのを待つ!
dazai39も待つ!!
待つ!
待つ・・・。
z z z z z
タマムシ来ないかな〜。
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
あっ、発見!!!
すると、今までの脱力感がウソのよう!
ガバッと起き上がり、網を構えます。
でも、上の方を飛んでるとなかなか採れない。
そして、またエノキのどこかに隠れてしまいます。
そんな時は・・・
ゆっさゆっさ。。。
樹を揺らすと、タマムシが飛び出したり・・・
今度こそ!
うりゃっっ!!
やったーーー!!
・・・という流れをひたすら繰り返します。
風が強い日だともう大変。
5mを超える長竿はギシギシしなります。
そして、照り付ける太陽!!
さらには、タマムシの飛翔能力!
本当に上手に飛びます。
なんだあのアクロバティック飛行は!
エノキ上空を旋回していたかと思えば、いきなり急降下。
来た来た来た!とあたふたしてると、
ギューンと反対側へ飛んでいき、
あれ・・・?どこ行った?
そんなことを繰り返しながらも、
順調にキャッチしていく。
15時をまわるころにはこんな感じ。
飛んでるタマムシは♂が多いようです。
今回に限っては、飛んでるところをキャッチしたタマムシは、
すべて♂でした。
やはり、擦れている個体が多く、
どうやら、発生後期のようです。
夢中で採集しているうちに、日も傾いてきました。
結果は、2年のdazai39と、いーぐるが2匹ずつ。
1年のマックスが3匹!!
来年もまた採りに来ましょう!!
By いーぐる
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