(7.XI.2012)
参加者:take3氏、かっきー、トシ
今回のターゲットは怖い昆虫の代名詞、オオスズメバチ。
それもただのオオスズメバチではなく、刺さないヤツを狙います。
刺さないスズメバチなんて居るのかって?それが居るんです!
蜂の針は実は産卵管が変化したもの。
つまり、元から産卵管を持たないオスの蜂は毒針を持っていないのです。
うわーすごーい!
スズメバチを近くで見て触れられるなんて面白そう!
というか文化祭で人気取れそう!
というわけで、文化祭の生体展示企画のため、死地(スズメバチだらけの場所)に赴く昆研部員なのでした。
採集ポイント到着!
ここは校内にある農場の小道です。
蜂に詳しい荒川沖氏から教えていただきました。
曰く、この道沿いに植えられているサザンカや茶の花にスズメバチがよく飛来するとのこと。
街路樹を見てみると、確かに沢山の花が咲いており、蜂もちらほら訪れています。
茶の花を見て廻っていたところ、第一スズメバチ発見!
ていっ!
どれどれ・・・うわダメだ!メスだ!
網に入れちゃったけど、どうしよう。
逃した途端怒って襲ってきたりしないかな?
ビビりつつ網から逃しましたが、何事もなかったかのように飛んで行きました。
巣を守っていない限り、スズメバチも温和なんですね。
・・・あ、また居た。
でもまたメス。
こっちのは・・・
またまたメス。
うわっ!こっち来た!
・・・・・・
飛来するのはメスばかりで、なかなかオスが見つかりません。
コイツはオスじゃないか?と思って採っても全部メス。
そもそもオスとメスを遠目に見分ける方法がわからない・・・。
そこに、他のオオスズメバチよりも一回り大きい蜂が飛来!
あれこそオスなんじゃ?!
茶の花に止まろうとしたところをtake3氏が華麗にゲット!
確認してみると・・・
やった!正真正銘オスだ!
素手で掴むと、腹を曲げ針を刺す振りをしてきます。
当然痛くも痒くもありません。
しかし、油断していると大きなアゴで噛まれます。
これはそれなりに痛いです。
・・・・・・
更に2頭のオスの追加を得て、この日の採集は終了。
誰も刺されなくて良かった!
<おまけ>
下はオオスズメバチのペアの写真です。
左がオスで、右がメス。
オオスズメバチのオスは、@腹部の先端が平ら、A触角が長い、等の特徴からメスと区別できます。
ただ、この見分け方は全ての蜂に適用できるわけではないので、ご注意ください。
※スズメバチの採集は極めて危険です!行う際は自己責任でお願い致します。
By トシ
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