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芸術の秋 ヒメヤママユ採集
(26.].2012)
参加者:トシ、いーぐる



初めて採集記を書く一年の、いーぐるです。
よろしくお願いします!

夏休みが終わり、学校が始まってからあまり採集をしていない!
ということで、ヒメヤママユ求めて、久しぶりの夜の山に出撃。
今回は、強力な助っ人、トシと一緒です。




授業やらレポートやらで出発が遅くなり、目的地に着いたのは21時頃。
暗い山道を登っていき、30分ほどで到着。

さ、寒いっっ。吐く息も白い・・・。
トシさん、こんなに寒くて虫いるんですか?

トシ 「おれは、この星空が見れただけで満足だ!」

さすが多趣味な方ですね。私、凍えそうなのですが。
じっとしていると寒いので、とりあえず街灯を周ると・・・

カギバの仲間

カギバの仲間

三日月みたいでかわいい。


さらに、クロミスジシロエダシャク。

クロミスジシロエダシャク

トラみたいな柄が特徴的。


甲虫の姿は見られないが、蛾は健在の模様。
種類数は多くないものの、夏には見られなかった種類がチラホラと。
しかし、小型のものが多いなぁ。

大型の蛾はいないかと、さらに歩いていくと・・・

ヒメヤママユ


街灯の上のほうに、あやしい影発見!!

網を伸ばして、慎重にネットイン・・・したのは私ではなくトシ!
網さばきの下手さには自信があるので、一発目はトシに任せました。
以前、目の前で給水中のミヤマカラスアゲハを取り逃がし、
dazai39を走らせてしまったことが懐かしい。

夏の良き思い出はともかく、ネットインした蛾を見ると・・・

ヒメヤママユ



やったぁ!ヒメヤママユ!!!


秋も深まるこの季節に出てくる、大型の蛾。
地味とか言わないでください!
美しいじゃないですか!
美しいじゃないですか!!!

大切なことなので、二度言いました。


このあとも、蛾を追加していく。


シロシタバ

シロシタバ

10月下旬なのに、まだ飛んでるのか・・・。少しびっくり。
発生後期のためか、羽はボロボロ。


ウスギヌカギバ

ウスギヌカギバ

前翅と後翅の模様が重なっておもしろい。



こんなものも発見!!

ウスタビガの繭

ウスタビガの繭

別名ヤマカマスとも言う、ウスタビガの繭。
ウスタビガは10〜11月ごろに現れる、渋くて大きな蛾です。
中身は空だったので、もう飛び始めているのかもしれない。
ちなみにこの繭、上部には羽化脱出用の裂け目が、下部には雨水排水用の小さな穴が空いている。


その後も街灯を周り続けて、ヒメヤママユを追加。

ヒメヤママユ

ヒメヤママユ

よ〜く探すと結構いる。


ヒメヤママユ


こんなところにも。

個体数は意外と多いのかもしれない。


最後に、こんなにかわいい動物が!

ムササビ

ムササビ

こんなに近くで見れたのは初めて!!


ムササビも見れて大満足し、Let’s 寝袋。
東京のものとは思えない、満点の星空を見ながら就寝。
あんなにたくさんの星があるのに、オリオン座しかわからない・・・。



景色

夜明けに、下山して採集終了!

今度はウスタビガを採集しに来よう。





By いーぐる




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