ヒマすぎて
(24.[.2012)
参加者:タイヤキ



23日から、名古屋に帰省しています。
まあ今回の帰省も虫採り三昧、
2週間弱いるうちに3回虫採り(内2回は泊まり)行くんだけど、
帰省1日目にして予想外にヒマww

だったので、2日目にも急きょ虫採り行ってきた(´▽`)笑


近場なので、朝はゆっくり8時ごろ出発。
1時間強で到着。




実家の車、エクシーガ。






まずは、ヨツスジトラカミキリを探してみることに。

どうもヨツスジトラとは縁がなく、まだ未採集。

ちょっと時期が遅いかもしれないけれど、ヤブガラシの花に来ていれば・・・。





そこそこヤブガラシはありましたが、いるのはハナムグリやハチばかり。

ヨツスジトラはいませんでした(´・ω・`)






次は、タテジマカミキリ
以前にもこの場所で採集済みですが、久々に見たい!
東京行ってからは見てないし。


と、林に入る前にタラノキがあったので見てみると・・・




センノキカミキリ Acalolepta luxuriosa luxuriosa (Bates, 1873)


やっぱし!

こいつも久々だし、東京の箱には無いので採集。


センノキを採った後は、いよいよタテジマを探しに林内へ。
ちょうどこの時期に新成虫が出てくるらしい!
タテジマはカクレミノにつくのでカクレミノの細めの枝を見ていきます。




これがカクレミノ。


しばらく探していると、枝先が折れたカクレミノの枝があるのに気付きました。
そういえばタテジマの幼虫って枝切り落とすんだっけ?


その枝を折ってみると・・・




タテジマカミキリ Aulaconotus pachypezoides Thomson, 1864(幼虫)


お、ほんとにいた笑

でもまだ小さいねえ。


よく見てみると、枝先が切り落とされた枝が沢山あります。

成虫が採れないことも考えて、まずは幼虫を採ることに。





いた!(゜▽゜)

タテジマの幼虫って結構特徴的だよなー。





こんな感じで幼虫は枝を切り落とします。


めっちゃあるww





しかも幼木でも入ってるから採りやすい!


幼虫が入っていないものも多いですが、入っているものは枝が新鮮で、
しなびた葉がまだ付いていたり脱糞孔から糞が出ているためすぐに判別できます。





外に出ている糞はなかなか多い笑





相当な大食漢らしい笑


脱糞孔からのぞく顔。





少し古めの枝を調べてみたら蛹が出てきた、けど・・・





(´;ω;`)

しかし蛹の状態でもガッシリした脚が目立つな笑


その後すぐに完品も見つけた!





さらにしばらくの間幼虫を採集。

幼虫の入っている枝を採ろうとカクレミノに近づくと、枝の裏側にヒゲが・・・





お?




タテジマカミキリ Aulaconotus pachypezoides Thomson, 1864


やた!ヽ(´▽`)ノ


このがっしりした脚、模様、長いひげ、ええのうええのう(´ω`)


この個体がいたのはまだ小さい木でした。
冬に採りに来た時はある程度大きな木でしか見つけられなかったけど、
今はそんなんじゃなくてもいるんかな?


これまで成虫狙いでは大きな木しか見ていませんでしたが、
低木・幼木もチェックしていくと・・・





またいた!


この後は成虫もポツポツと発見。

カクレミノの幼木が多く生えた小さな谷みたいなとこがすごかった!





いますねえ。


ダブル!(゜▽゜)





この谷だけで、短時間で5頭以上見つけることが出来ました。
1頭見つけて次のカクレミノ見たらまたいるって感じ笑


成虫も10頭採れたのでここで終了。
まだ昼前だったので、この後は釣りをしましたが、
リールが壊れてしまったため1時間で終了(´Д`)


ヨツスジトラは結局見つかりませんでしたが、タテジマに関しては十二分に楽しめました。

幼虫も沢山採れたから、昆研へのおみやげにしよう(´▽`) 釣りは・・・

うん、まあ激萎えだよね笑



採集結果

タテジマカミキリ



By タイヤキ

(編集:take3)


この採集記は、昆虫研究会の某部員のブログ
『タイヤキの虫ブログ』より、

8/24 愛知県某所 ヒマすぎて

を、このHP用に編集したものです。

興味のある方はぜひ上記ブログをご覧ください。




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