水棲昆虫採集が新芽採集に…
(11〜12.Y.2011)
参加者 荒川沖、ルコット
更新遅くなりましたが、もう一人の新入生のルコット氏と
新潟県に水棲昆虫採集に行ってきました。
今回は用事があったので、土曜の夕方にこちらを出発。
車をびゅんびゅん飛ばして北上します。
高速道路はもうすぐ上限1000円が撤廃だから気軽に使えるのは最後。
高速道路を下りてからは道端の灯火を確認しながら目的地へ。
コンビニの灯かりではコクワが採れました。
↓あと、オオミズアオも。
真夜中に目的地に着いて就寝・・・
夜明けとともに起床。
早速近くの池へ行ってみます。
長靴だから朝露も怖くない!
池にはオタマジャクシやイモリがたくさん。
けれども、水棲昆虫はというと…
たくさんいるのはマツモムシくらい。
ヤゴの抜け殻もたくさんありましたが。
やっとのことで採れたのはツブゲンゴロウ2匹とオオコオイムシだけ。
もっと採りたいので別の場所へ移動。
次に行ったのはこんな池。
ここでは、ギフチョウ採集で見たアケビ型のクロサンショウウオの卵塊がありました。
すくってみますがここも不調。
オオヒメゲンゴロウが1匹採れただけ。
(↓帰宅後撮影)
けど、オオヒメゲンは眉毛みたいでかわいいのです。
さらに、ルコット氏がコブヤハズカミキリの溺死体をすくいました。
うふふ、コブの完品ゲットだぜ!!(ぇ
日が昇ってきたのでさらに移動。
町の科学館に寄り道します。
ちょうど、新潟県のギフチョウ標本コレクションを展示してたりするのです。
敷地内は採集禁止ですが良い環境が残っており少し観察タイム。
コサナエ
ヨツボシトンボ
さらに水棲昆虫を求めて移動します。
よさげな場所を見つけますがまたもや空振り。
オニヤンマの羽化後の個体がいました。
昼近くなったのでギフチョウがまだ残っている場所へ。
ここにある池にはメススジゲンゴロウがいそうですが見つからず。
ミズスマシやオオコオイムシはまあまあいましたが。
お昼ご飯を食べて、お目当てのギフチョウを探すために車から降りると
…あ、いた!
しかし、すぐ飛び去ってしまい採集も撮影もできず。
このあと二度と会えませんでした。残念。
ここでコルリ採集をしている人に出会い、自分たちも探してみることに。
ブナの新芽がいいらしいので探しますが全然だめ…
途中ササの葉の上にいたシロトラカミキリを見つけました。(帰宅後撮影)
もう一度その人に会い聞いてみると、ブナだけでなく
ミズナラにもいるし他の木の新芽にいることもあるそうで
少し葉が出た状態の芽が良いと分かりました。
その人に教えてもらいなんとかコルリを採集。
ユキグニコルリクワガタ(帰宅後撮影)
他のコルリよりも深い青みが特徴です。
ここで時間となり帰宅。
遠出したのに水棲昆虫採集の結果は悲惨でしたが、
コルリで何とか救われました。
コルリの採集教えてくださった方、ありがとうございました。
ルコットさんもお疲れ様。
次回はもっと良い水棲昆虫が採ろう!
By 荒川沖
戻る