伝説の奥多摩採集!?

(10〜11.Z.2010)

参加者 大蛇、take3、ヤナ、NEKISE(ゲスト)



ずっと予報は雨でしたが晴れました。雨天秩父計画は頓挫(?)し、予定通り奥多摩へ。



7月10日(土)

take3と大蛇氏、ヤナ氏は18:45頃、学校を出発。地図を忘れ、低性能のカーナビを頼りに、
大蛇家のMT車でぎこちないながらも奥多摩へ向かいます。

道中、行きずりのコンビニ等に寄っては挙動不審の人のモノマネをします
(店の前で立ち止まり、キョロキョロしてはゴミ箱の上や横、コンビニの看板などを見つめます)。



店員:「・・・?・・・お客・・・?・・・じゃないのか?新手のテロリスト?」


おっとここで、大蛇氏がシロスジカミキリを発見。幸先いいスタート。



シロスジカミキリ


次の店ではヤナ氏がゴマダラカミキリをGet。ほう。

私が見つけたのは・・・



ミヤマクワガタ♂死骸


アリがついていたけど完品でした。

その他ナガチャコガネ、セマダラコガネ、トウキョウヒメハンミョウ、ゴミムシの類が見られました。


さて、奥多摩町に入りました。
川井駅をちょっと過ぎたところの道中で電灯巡り。




すかさず私がミヤマクワガタ♂をGet 

大蛇氏:「なんで!?なんで!?」

ふはははは。私をなめないで下さいよ。






22時半頃奥多摩駅に到着です。



いろんな場所を見つめましたが、これといった虫は見られません。

まあ、日原にっぱらに向かいますか。お巡りさん情報による、とある場所でトライしてみます。










発電機と電球と白布をセット。





電灯や自販機もウロウロ。

他にも我々のような不審者が少なからずいて、キョロキョロウロウロしております。

大蛇氏はエゾハルゼミをGetした模様。ヤナ氏はいくつかの蛾を捕っておりました。
私もほんの少しの蛾を捕りました。
ミヤクワは捕れませんでした。

11日2時頃、車内にて意識を失う。






7月11日(日)


5時頃いったん意識が戻り、灯火セットを片付け。

大蛇氏は辺りをブラブラ。

他二人は再びスヤスヤ。








ラミーカミキリ




ニジゴミムシダマシ




オニグルミノキモンカミキリ






8時にNEKISE氏と合流。
葉っぱをすくいながら登山口へ向かいます。








壮大な断崖絶壁に感嘆。そして到着。


狭い。すべる。落石注意。そんな登山道を、NEKISE氏を先頭に登る登る。

登る登る。

登る登る。

まだまだ登る。

まだまだ登りますよ。

まだまだ・・・・ちょ、ちょっと。

速くないっすか?NEKISE先輩。

はぁっ、はぁっ。もう息が・・・。

もうダメ。ほら、ヤナ氏も厳しい顔つきになっていますよ。
大蛇氏とNEKISE先輩のカミキリトークにもついていけませんって。
はぁっ、はぁっ。

トガリバって何ですか?






そんなこんなで、気づいたら尾根です。



少し休憩して息を整え、さあ、参りますか。






ここでNEKISE氏が怪しい樹洞を発見。




中の枯れ葉をあさってみると・・・。






オオチャイロハナムグリ♂(NEKISE氏撮影)


おぉーーーーーーーー!!!!







私もあさってみると・・・。




オオチャイロハナムグリ♂?




ひぇーーーーーーーー!!!!




大蛇氏とNEKISE氏は大騒ぎ。
何とも言えない甘い香りを確認。

間違いなくオオチャイロ。


よく分からないけど凄いものを捕ったらしい。大切に持って帰ろう。


さあ続きだ。何か疲れも吹っ飛んで元気が出てきた。






ゴツゴツした岩場に到着。






アキアカネがちらほら飛行。
適当に葉っぱを掬ったらヒメヒゲナガカミキリ、ウスイロトラカミキリ、オオミドリケシキスイもこんにちは。
ふむふむ、いいねぇ、と思っていると・・・


―――――――


「シナカミキリ捕りました!!!」

突然、NEKISE氏が叫んだ。
大蛇氏はNEKISE氏のもとへ瞬間移動する。「そこ掬ったら捕れたの?」と、シナノキを指差す。
「はい」と言ってシナカミキリを落ち着き払って取り出す。
「おぉー、なんでそんなに冷静にしていられるのか分からない・・・」



シナカミキリ(NEKISE氏撮影)


ぐむむむ。そいつもレアなのか。

私も探してみたが・・・・・ダメだ。全く捕れぬ。

結局シナカミキリを捕ったのはNEKISE氏と大蛇氏のみであった。






さぁ、場所移動です。
NEKISE氏によると、ミズナラの樹液があるそうです。

あちこちキョロキョロしながら、樹洞に反応しながら、進みます。

さっきのオオチャイロの樹洞を再び見つめますが、マダニしか見られません。
せっかくなのでマダニ1ex採取です。

さぁ進みます。
あれっ。樹液がありますよ。
でもちっちゃいハエくらいしかおりませんね。アブらしきものも飛んでいます。

何かおらんかなぁ?と思っていると・・・


―――――――


「トガリバ2匹捕りました!!!」

突然、先を歩いていたNEKISE氏が叫んだ。
近寄って見てみると、





ハチか?






NEKISE氏:「トガリバホソコバネカミキリです。」

あぁ〜〜、ネキかぁ。

・・・


えぇーーーー!?ネキ!?






属名Necydaris、通称ネキと呼ばれるホソコバネカミキリ属が、すんごく珍しい虫であることは私もしばしば聞いていた。
鞘翅がほとんど消失してハチに擬態しているカミキリだそうだ。

タンナサワフタギ(だったかな?)の立ち枯れにいたようです。しかも2頭。

「おぉ、これかな?」
すぐに大蛇氏はトガリバを1頭見つけてきました。うーむ、すごい。

その後、一同タンナサワフタギ(?)の立ち枯れ巡りタイム。

そして私も、トガリバをGetしちゃいました。

その他、ヌバタマハナカミキリ、シロトラカミキリ、オオトラフコガネ、アカアシクワガタ♂、キマワリ、オオマダラコクヌストなんかが見られました。






そろそろ帰りますか。
午後から雨だと言うし。なんか雷もゴロゴロいってますよ。

帰りはスイスイ、40分くらいで下山。17時頃、学校に到着。


写真は大蛇氏とNEKISE氏から提供頂きました。

ありがとうございました。






※take3の採集品に関しては、2012年10月に処分致しました。
(2012年11月追記 By take3)



2012年12月 編集 By take3





By take3


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