ハンノキ林探索
(17,19.Y.2009)
参加者 大蛇
6月17日(水) 6月19日(金) By 大蛇
駅から徒歩で20分ほど歩いたところに目的地はあります。
去年もそうだったのですが、日差しが容赦ない!
この汗ばむ陽気とは裏腹に、気持にもやもやがあるのは何故でしょう?
そう、大学です。
この間の中間試験は、見事に撃沈しました(+_+)
しかーし!
レポートにも負けず、試験にも負けず、
昆研部員は初夏のフィールドを駆け巡るのです!
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現地に着き、まずは昨年と同じマテバシイの花掬い。
と、花が・・・!ない!
残念ながら完全に散ってしまった模様・・・これではカミキリは絶望的です(^^;)
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駐車場にできた水たまり。
中にはオタマジャクシやらミジンコがうようよ。
夏場には干上がってしまうだろうに・・・
じっと見ていると、甲虫が猛スピードで泳いでいます。
ハイイロゲンゴロウ。
水たまりということもあり、素手で捕獲できました。
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ハンノキ林に突入し、ミドリシジミを探します。
ハンノキの枝葉を叩いてみたり、茂みに入ったり、たまに樹液をみたり。
いろいろな虫が視界に飛び込んできます。
ヤブキリの幼虫?
マメコガネ。
オオヒラタシデムシ?
ベニシジミ。
ムネアカナガタマムシ。
ケヤキナガタマムシと似ていますが、
翅鞘に紋がないこと、
後端がとがっていないことで見分けられます。
写真にはいないですが、ハンノキハムシや、セマダラコガネ、コシアキトンボも出現。
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結局、ミドリシジミは姿を現さないままタイムア〜ップ。試合終了!
バイトなので、行かざるを得ません。残念。
またしてもやってまいりました。先日のリベンジです。
水たまりには、ハイイロゲンゴロウ。
今日など、日中には水温は20℃を越えたはずです・・・
タフな種類なのでしょう。
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満開のアカメガシワを発見。掬ってみます・・・
キスジトラカミキリ登場!
追加を求めてさらにもう一回掬うと、何やら金緑色に光る微小甲虫が。
どうやらナガタマの一種のようです。やったー!!
セマダラコガネ。
カナヘビ。
葉上でひなたぼっこ、でしょうか。
気持良さそうです。
キマダラセセリ。
ウンモンスズメ。
図鑑でよく見る緑色型ならお持ち帰りですが・・・
地味だからパス!
シロテンハナムグリが逃げ込んだクヌギの枝先をたたいてみると、
飛び出したのは何故か4匹のミドリシジミだ!!!あわててメッシュネットを振り回す大蛇。
(道を横切るアオオサ君を無視しつつ)
なんとか2匹のオスを捕獲することに成功しました。
「あれ、確かオス同士は縄張り争いをするんじゃなかったっけ?
何で4匹も一緒にいたんだろう?――― きっとあそこにはメスがいたに違いない!」
という勝手な思い込みから勝手にモチベーションが上がり、
一帯のクヌギ・ハンノキの枝葉を叩きに叩きました。
さらに約1時間、ズボンと靴が泥だらけになるまでうろつきましたが、
とうとう憧れのメスが出てくることはありませんでした。
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帰り道。
去年のこの時期も、ミドリシジミを求めて先輩やチーズとともにこの道を歩いたものです。
あの頃は何にも知らずにはしゃいでいたんだなと思うと、この一年間の重みを実感します。
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19日のアカメガシワの花に来ていたタマムシはヒロオビナガタマムシのようです。
かなり安易な同定でした。詳細写真を撮り、解析しております(汗)
良い虫に限って写真がないため、長ったらしいだけのショボい採集記になってしまいました。
後日ミドリシジミとともに標本の写真を載せます・・・今しばらくお待ちくださいm(__)m
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