埼玉県の蝶・ミドリシジミを追う

(7.Y.2008)

参加者 NT氏、大蛇




晴れの土曜日に何か採集しようということから、
急遽ミドリシジミを捕ろうということになりました。

ミドリシジミのシーズンは始まって間もないので
羽化したてのきれいな個体がとれるだろうとのことです。


10時に駅に集合。(遅刻してすいません)


30分ほど歩いて目的地へ。
”虫屋のペース”を意識し早歩きする我々に、
太陽は容赦なく照りつける。




小川の向こう側にハンノキ発見。
ミドリシジミがいるという木です。

採集モードに突入!




網をかぶせてはガサガサしています。
NT氏は何を掬っているのかと言うと・・・




マテバシイの花です。




さて、採集の成果やいかに?

キスジトラカミキリ




エグリトラカミキリ



上記以外には、無数のアオカミキリモドキと数匹のハナムグリ。


目の前に広がる青々としたハンノキ林。
しかし肝心のミドリシジミはどこにもいない。






地面にきれいなチョウ発見!
大蛇が急いで網をかぶせる。



大蛇 「お目通り叶い、祝着至極に存じまする。」

コムラサキ  「・・・・・・」



なんと、暑さにやられたのでしょうか、
すでに天に召されていました・・・残念! orz

それでも、大蛇にとっては初めてのコムラサキ。死んでいてもやはり美しい!




気を取り直して再び歩き出す大蛇。
すると、足元には羽化したばかりのきれいなベニシジミ。




アシナガバチの一種(セグロかキアシ)
肉団子をせっせと作っていらっしゃいます。
あまり驚かさないようにしましょう(汗)。




10時45分ごろ、NT氏が自販機に向かおうとしたちょうどそのとき、
半ば諦めかていた大蛇の前に
ミドリシジミがひらひらと木から舞い降りてきました。




まだ捕ってもいないのに、大蛇はもう大喜び。
NT氏の素晴らしい網さばきによってミドリシジミは網の中へ。

緑の光沢が素晴らしい!埼玉県の蝶というだけのことはあります。



このあと、午後にもう一匹とることができました。
5時まで粘ったのですが、これ以上見つけることは叶いませんでした。


チャバネセセリ
なかなか撮らせてくれなくて大変でした。




ムネアカナガタマムシ




ケラ
これも大蛇にとっては初めての虫です。




今回の採集は天候に恵まれ、たくさんの種類の昆虫が捕れて、
前回にもまして面白い採集となりました。

また、ほかの虫屋のグループやゴマダラチョウ採集の方
との交流もあり、虫屋の世界の広さを実感しました。



とはいえ、5、6時間の採集でたった2匹しか捕れず、
「初物」の価値を思い知った採集でした。


今年中に必ずミドリシジミに再挑戦しようと思います。




By大蛇

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