東北でもマイマイ探し

(22.V.2008)

参加者 NT



この週は父方の実家である山形に来ており、

一日を借りて北東北へマイマイカブリを探しに行きました。

前胸が紫@金属光沢な美麗種です。


ここで冬のマイマイカブリ採集(材採集)について体験から偉そうにおさらい。

(まだ始めたばかりですが(--;))



1. 狙いやすいのは河川敷。個体数多いです。湿気好きなカタツムリの生活に合わせているんですね。

2. 材自体の乾燥・湿潤はあまり関係ない。今のとこ、水が染みてるものからカラカラなものまで、幅広い材から採集できています。ただあまり寒い地方だと凍るから条件は違うかも。。。

3. 入る隙間のない固い材は嫌い。よく言われる話ですが、オサムシ達は自分で材を掘って越冬場所を作るわけではないらしい。隙間があれば入っていくので、赤腐れてふかふかしてるのが必要条件ということもないようです。


要するにこんなところを狙ってます。




一見、というか実際固い材ですが、折れた先の部分に「入る隙間」があります。

ちょっとだけ先を崩してのぞいて見ると



オシリを向けて寝てます。



慣れると楽しいです。

では行ってみましょう!



初秋田。美人が多いらしい。米がおいしいから?

まぁそんなことよりマイマイ探し。

なんせキタカブリはマイマイトップの美しさを誇っているのです。




狙う場所は前日に決めておいた雄物川。

予想外に雪が多くて引きました。長靴あってよかった。。

ピッケルは苦手なのでスコップを持って突入。




まずは東北のアオオサ。

関東のとは違う配色で見慣れないためか、とても綺麗に見えました。

標本にしたら色が落ちてしまうのが惜しい…。



それにしてもクロナガが多い。

クロナガがタコるとマイマイが採れないという変なジンクスがあるんですが、

ここでも発揮してしまいました。。



隣の川に移動。昼になって太陽が昇ると雪からの照り返しがすごいwこりゃ日焼けするな。

同じように材探し→いじってみるのパターン。冬の採集は地味です。





…別に飽きたのではないです。

うろうろして野ウサギやキツネ(?)に怪しまれつつ続けること数十分。




こけむした樹皮をはがしたら数匹が落下!突然すぎてびっくり。

いきなり雪上にほっぽり出されたマイマイも慌ててます。

やた。キタカブリゲットです♪来てよかった。



普段ならこれで帰ってるけど、今回は場所が場所なんでさらに奥羽山脈を越え岩手県へ。


ちょっと視点を変えて河川敷の杉林。さすがに杉の木にはいませんでした。

が、端に一本だけ植わった柳の木をいじってみると大量に出てきました。

越冬場所が少ないから一ヶ所に固まるってことかぁ。

あえていなそうなとこを狙ってみるのもいいかも!







以上、今冬のオサ探しは終わりです。


By NT



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