山梨コブヤハズ採集
(30.\.2005)
参加者 Genka、ペプチドグリカンA、橘氏
昼間は相変わらずセミの声が聞こえるものの夜になれば静かになり
かわってアオマツムシやコオロギ類の合唱が聞こえる今日この頃。
9月初めにコブヤハズ採集第1弾が行われたようですが
昨年はかろうじて採集できた場所なんですが今年は採集できず
不毛な結果に終わったそうです(こやま談)。
今度こそは、網にポロッと落ちてくるその姿を見たいペプチドグリカンA、橘氏。
卒業研究で思うように採集ができないもののやっと時間が取れたGenka。
今回はこの3名でコブヤハズ採集第2弾に行ってきました。
夜中の甲州街道をひたすら進んで山梨へ。
目的地に到着したのは日付けが変わったころでした。
頭上には満天の星空が広がっていました。
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翌朝
寒さと窮屈さに耐えながら仮眠をとり
夜明けと共に起床。
寒い朝はおにぎりよりインスタントラーメン。
一人2食分を食べ終わった6時40分ごろ、早速採集開始です。
針葉樹林の中に突入し、潅木の枯葉に潜むフジコブヤハズカミキリを狙います。
ペプチドグリカンAと橘氏は捕虫網と叩き棒(現地調達した枯木)、
Genkaはビーティングネットと塩ビ管という装備です。
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ビーティングネットを枯葉の下に構え、叩き棒(塩ビ管)で一撃。
拡大すると
フジコブヤハズカミキリ♀です。
6時54分の出来事でした。
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悪戦苦闘を続けること40分あまり、
7時45分、きったかの歓声があがりました。
つづいて7時49分、ペプチドグリカンAにも
一度に2匹落ちてきたそうです。
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そして、枯葉をあえて叩かず目視で探すと
枯葉にしがみつく♂を発見しました。
枯葉を食べるのでその食痕を探すことと
長い触角を目印にすると見つけやすいです。
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みなコツをつかんで、少しずつですが追加個体を得ていく中で
コブヤハズ以外のカミキリムシもわずかばかり得られました。
アトモンサビカミキリ(13mm)
クワサビカミキリ(10mm)
ホソヒゲケブカカミキリ(7mm)
ヘリグロチビコブカミキリ(3mm)
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11時くらいには現地を出発し
途中、気になる場所を見つけて車をとめ
トラカミキリ類幼虫が入ったヤマブドウ材をポキポキ折ったり
石起こしをしてナガゴミムシを採集したりしてから林道を後にして
道路工事で渋滞気味の甲州街道をゆっくり帰ってきました。
今回も前回も、フジコブヤハズカミキリの有名な採集地なのですが
詳細な情報の有無でこれほどまで採集結果が異なることに驚きました。
有名採集地に行くのは、その種の生息環境をつかむのが大きな目的です。
これで生息環境がつかめたと思うので、今度は別の場所で探してみたいです。
最後になりましたが、現地情報を教えてくださったるどるふ甲虫採遊記のるどるふ氏に感謝いたします。
トリカブトの仲間
By Genka
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