初秋の高尾山
(3.\.2005)
参加者 Genka, ペプチドグリカンA
合宿・個人or少人数遠征も終わり、秋の気配が感じられるこの時期。
秋の大物オオトラカミキリが低山地で活動を始める頃でもあります。
習性を知っていることに加えて強運がないとお目にかかることは難しく
カミキリムシ屋にとっては今も憧れのカミキリムシのひとつに名を連ねます。
今回は遠出できないため、近場で狙ってみることにしました。
残暑厳しく30℃を超えた正午過ぎ、
高尾駅から歩くこと30分あまり。
二人は某林道の入り口で合流し歩き始める。
合宿や遠征の話をしているうちにモミ林へ到着。
所々に木漏れ日が差し込むやや薄暗い林です。
今年春の下見では、食痕付きの落枝が結構ありました。
早速別々に探索を開始。
方法はただひとつ。
「ひたすらモミの木を見回ること」
下は根元から、上は視力の限界まで。
幹だけでなく枝にも注意を払います。
腕の太さくらいの若木も一応見てまわります。
・・・
キイロスズメバチが視界に入るたびに緊張し
セミや落ち葉にも反応してしまいます。
全体的に、虫の数は少なめです。
まだわりと見られるナガゴマフカミキリ。
モミ若枝を後食中のヒゲナガカミキリ♂。
モミ朽木の周りを飛翔するシロスジナガハナアブ。
・・・
だいぶ日が傾いてきましたが、オオトラカミキリは姿を見せず。
食痕は古いのから新しいのまでかなり見たのですが。
そろそろ下山することにしました。
途中で、材採集をすることに。
伐採木から木屑が出ているのを発見。
何かの幼虫が穿孔しているサインです。
ペプAが折りたたみ式ノコギリで切ります。
私も少し手伝って、無事幼虫を発見。
こんなアブラチャン材もありましたが今回は持ち帰らず。
最後に、今回一番よく見た虫を。
キマワリです。
今回もオオトラカミキリは姿を見せませんでした。
採集した虫も数種類です。
そう簡単に採れないことが魅力でもあるので
毎年目標の虫に掲げるわけです。
また来年にでも挑戦したいです。
材採集の代償。私が折りました。
By Genka
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