テストの傷を癒す会【Takao編】

(3.[.2005)

参加;tene、ペプチドグリカンA


8月2日午後1時30分20秒 それは始まった。
かねてからの予想をかなり上回る困難さと付け焼き刃の知識では、とても太刀打ちできない存在。

そぉ。

量子力学概論。


工部生として物理屋を名乗る今日この頃。
量子力学でCは痛すぎるぞ…ってか、マジで単位取れんのか??

ってわけで(?)その夜、ペプAと発作的高尾散策ツアーを計画。
ワシらはテストで痛めつけられたココロを癒しにでかけるのである。


今回も例によって例のごとくteneの遅刻で始まるのであります。
ただし、誤差10[min]とかなり優秀な成績w
八高線のせいにしておこう。
で、飯と水を調達していざ出発。時間は9時前って所。

 
バス代をけちって、ちんたら歩いてたら日影沢林道についたのが10時20分ぐらい。

予想されてたとはいえ、花無し。

とりあえず、手近な土場でキマワリとナガゴマフカミキリにご挨拶。

こんちわ〜。おひさ〜。最近、高尾はどぉよ?
ひどいもんだね〜。なんてったって圏中央道のせいで食い物がない…

ってな会話を取り交わす。

 
本日のメインの一つ!と目論むアオタマムシのポイントを目指し、サクサク先へ進む。

そぉ、ウチのサークルで採集したヒトが無闇に増えているアオタマ…
しかも今年になって、♂の生態がわかったとか…これは採らねば恥?

…が…立ち枯れにいたのは…

おはようございます。。ウスバカミキリ様。
お日柄もおよろしゅうございます。

立ち枯れのキノコからヒメコブスジツノゴミムシダマシBolitonaeus mergaeを採集。
撮影する心理的余裕は無し(過去の教訓を生かし)w

「例の三本の立ち枯れ」を見回って、収穫は↑のゴミダマ一匹only。

軽く凹み。。
よく考えたらまだ11時ぐらいだったww

4号路にある別の立ち枯れまで行ってみる事に。

登る。
(花無い)

登る。
(材無い)

登りまくる。

ぺぷAがややグロッキーになった所でようやく4号路着。
ヤツが生理的欲求に従い、センチコガネの餌を生成している間に、
付近の枯れ枝をビーティング。

な、何だコレハ…??サシガメの仲間??
意味不明w

で、立ち枯れのポイントに到着。
天気が…ビミョー。。

タマムシは天気がスカッパレの方が採れるのです。
そぉ、この日の朝の天気はガッツリ曇り。
テスト明けでナーバスになってる(?)teneの採集意欲を根絶するには十分。
が、しかしペプAの熱意に負けて山に来たという経緯もあり、天気に不安材料が残る。

…寄生蜂も飛んでない(゚д゚)

立ち枯れの根本にキノコ発見!

じ〜

じろじろ〜……ぅを!!!

っと言うほどでは無いけれど、これはコブスジツノゴミムシダマシBolitonaeus bellicosus
体長は約6[mm]。立体的なデザインと、角がチャームポイント。
ニセコブスジツノゴミダマという近縁種が記録されてましたが、実は同じ種類みたい。
ゴミダマの仲間は地域変異が大きいので中々「種」を明確に分けづらいのです。


またいた♪
またピンぼけ♪


角が無いから♀かな?
それともヒメコブスジの方??
ん〜……

 
っと一人で興奮していると…

ぶ〜ん…

ん?今のは甲虫が飛び立った音!!
ぺぷAが「アオタマ!」っと叫ぶ。

な、なにぃ。。今の、頭のすぐ上だったぞ…(滝汗

メッチャ気づかなかったわぁ.._| ̄|○

その後も懲りずに立ち枯れの根本を見て、コブスジゴミダマを追加。
気づいたら二桁いってた。

後は…モンサビカッコウムシNeoclerus ornatulusが採れたぐらい。
トラフ模様の中々格好いぃカッコウムシ。
どぉやら食菌性ではなく、食菌性の昆虫を補食しているようである。


その後、粘るが…採れず。

大体天気、びみょい。

気温、上がらない。

やる気、上がらない。

というわけで撤退w

かねてから噂のアオタマ♂見物と、ヨコヤマヒゲナガカミキリ羽脱孔の確認に走る。

アオタマ♂は夕方かな〜…まぁ、あんまり真面目に探さなかったけどw
とりあえず、観察できず。

ヨコヤマ君の羽脱孔は某所にボコボコ。
夜間採集をやろうか迷うがテスト明け+翌日から昆虫研の合宿という状況で自重。
(本当はヘバッてただけw)

ぁ、副産物。

ヒゲナガゴマフカミキリPalimna liturata
基本的に白い虫は格好いいの法則にのっとり、いぃ虫です。
ぺぷAが♂ゲット。

帰りに見たら、またいた。
交尾写真を撮るつもりが…落ちた♪


で、下山
もぉ気力ゼロww

金比羅台に寄って材を見てたらペプAが…

ヒメヒゲナガカミキリMonochamus subfasciatusの交尾を目撃。
今日は一日中ピンぼけw

その後、ペプAがラミーカミキリ追いかけるのを眺め、
高尾山口駅付近のトラカミキリのポイントに寄る。
成果は…大したこと無し。
やけくそで撮影。

オオゴキ。学名は…ご自分でお調べ下さい(ぉぃ
何故か通りすがりのお爺ちゃんが興味津々w


〆はやっぱりキマワリw

 
で、やたらと飲み物を買って、飲んで、帰宅w


感想?疲れましたw
忙しくてフィールド久々だったら、かなり効いたw
明日からの合宿…大丈夫かなぁ…
とはいえ、ゴミダマ見れたし、楽しかったですわぃ。

ペプA、おつかれーらいす。

 
 

 

By tene



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