夏の黒川
(16.Z.2005)
参加者 Genka, 橘氏、きおた
「ルリボシカミキリが見られるよ」
前日の昼休みのペプA氏のこの言葉により、
橘氏・きおたは、迫り来るレポート締め切りにも動じず
急遽、黒川へ行くことを選択。
10時前に余裕を持って待ち合わせの場所に到着した二人は、
ぎりぎりになって到着した夜勤明けのGenkaと共に出発。
果たしてルリボシカミキリは二人の前に姿を見せるのか?
徒歩10分、交通量の多い道から静かな農村地帯へ。
さっそくアブラゼミの声が聞こえてきました。
ナスも収穫を待つばかり。
黒川はもう完全に夏です。
・
前回行った時に見た土場に向けてひたすら進みます。
途中で、クワカミキリ、ノコギリカミキリ、センノキカミキリなどを採集。
タラノキの葉上に静止するセンノキカミキリ♂
ここでは初採集です。
・・・
本命の土場のひとつ手前の土場に到着しました。
早速、Genkaがルリボシカミキリ1匹発見(撮影し忘れました・・・)
二人もじっくり探します。
木からちょっと離れて見ているのは・・・
これがいたからです。
10分ほど探しましたが、ほとんど虫がいないので、
本命の土場へ移動することに。
・・・
到着しました。
材は今年春に追加されています。
近寄って探すと、すぐに3匹見つかりました。
これが最初に見つけた個体。
この色鮮やかさ、一度見たら忘れられません。
・
ちょうどその時、そばで畑仕事をしていたおじさんが来ました。
いつものようにあいさつをして、木に集まる虫を採っていることを伝えると、
「木を動かしてもいいよ」とおっしゃってくださいました。
お礼を言って早速そっと動かしてみると、ナガゴマフカミキリがいました。
そのおじさんは、カブトムシが集まる場所などを教えてくださったあと、再び仕事に戻っていきました。
・
荷物を置き、しばらくこの土場で採集することにしました。
じっくり待っていると、ルリボシカミキリが次々と這い出してきたり
どこからか飛んできたりしました。
ずっと待っていると、どこからともなく現われます。
アゲハ類やゴイシシジミ、トラフシジミも飛んできました。
ふと空を見上げたら、ヤマトタマムシが飛んでいて、近くの木の高い所にとまりました。
長竿で慎重にすくって採集し、再び土場を探します。
・・・
30分ほどして、皆それぞれ数匹ずつルリボシカミキリを採集した後、
適当に移動して採集することに。
枝を見たり、ネットインしたチョウを確認したりする二人。
ダイミョウセセリです。
橘氏はクワの枝で食事中のクワカミキリを見つけ、
きおたは「納得のジャコウアゲハ♀」を採集し、
オオミドリシジミ♀やダイミョウセセリなども採集しました。
・・・
さらに移動しつつ、いろんな虫を採集していく3人。
枯葉をすくったらキボシカミキリが出てきて驚きつつ
ジャノメチョウ類を採集して喜びつつ、
カラスアゲハを空振りして悔しがりつつ、歩みを進めます。
リョウブの花を見つけ、近づいてみると、
アオハナムグリが食事中でした。
・
移動中に見つけた果実トラップの残骸・・・
誰だか知りませんが、ちゃんと持ち帰らないといけませんよ。
(荷物が増えていやなのですが仕方なく回収しておきました。)
・・・
だいぶ時間がなくなってきたので、
Genkaが以前から目をつけていた
なんとなくよさそうなクワ古木のある場所へ
「トラフカミキリいそうなんだよな」と言っていると
やはりいました。ここでは初採集です。
・・・・
最後に、センノキカミキリ大量発生地を発見して
帰途につきました。
今回は、気温が高いものの快晴ではなかったことでいろんな虫が見られたと思います。
まず第一目的のルリボシカミキリが見られてよかったです。
ミドリシジミ類(ゼフィルス)はほぼ終わりでしたがその他のチョウもそこそこ採集できました。
個人的には、センノキカミキリやトラフカミキリを初採集できたのが良かったです。
この後、橘氏・きおたの二人は、夕方から山梨へ旅立ったそうです。
By Genka
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