暇人は行く in 裏高尾

(16.W.2005)

参加者 tene、ペプチドグリカンA、G-エイジ、アラカワヘッド、ライダー

 
一体全体、何をどう間違ったのか、新歓採集の一週間前に、1年生×2と共に裏高尾ぶらり旅を敢行。

ねらいは一応、噂の赤いカミキリこと、ヒラヤマコブハナカミキリ。
こやつは、昔は飛翔個体が偶然採れるだけの超珍品だったのが、特殊な生態が判明して、
比較的採れるカミキリになってしまった。
高尾は一応、安定的な採集地だが、やはりそれほどの数は採れない感じか。
ポイントも数カ所に限られているし…。

大学の方はもうカエデが咲いているので、裏高尾のカエデが掬えたら美味しいなぁなどと下心もあり。

では、行ってみますか。暇人ぶらり採集 in Mt.Takao!


JR高尾駅北口9:00集合。←これを決めたのは、飲み会のノリだったので、誰が来るかやや不安。

昆虫研の採集にしては珍しく、9:10には全員集合。
その理由は、昆研最大の遅刻要員のteneが久々に間に合ってしまった事にあるとか無いとか…。

 
んで、採集する林道まで歩くこと40分弱。バス代をケチったのが原因だね。

途中で"行きがけの駄賃"にヒラコブのポイントを見る。
2戦2勝(去年)の実績あるポイントだが、見事に敗退してしまった。
超必殺技:タバコの煙モクモク も効果無し.._| ̄|○

今年は是非、生態写真を撮りたかったのになぁ。


バスに2回ぐらい追い越されながら、林道に到着。
春の休日で晴れてるだけあって、登山者&植物屋がやたらと多い。

ん〜カエデにはやや早いか。。アブラチャンの花は終わっちゃってるし。

桜は下で花見をしてるので掬いづらいにゃぁ。

まぁ、何かしらいるべ。
 


にゃ〜んかいねぇべか?
 

ドロハマキチョッキリ、イタヤハマキチョッキリ等の大型チョッキリが採れた。
その他、種名不明の小さなチョがカエデにたくさん来てた。

他にはコガタルリハムシ、ウンモンテントウ等々…ん〜なんか美味しいのいないかなぁ

花の時期の間を縫って来てしまったらしく、カミキリは少ない‥。
ヒナルリハナカミキリを一年がゲットり。
「ぇ、これカミキリなんですかぁ?」という声が新鮮ですね。
ん?二年はカミキリだってわかった…よなぁ…大丈夫だよねぇ?

まぁ、さほど大した物も採れずに林道の途中で昼飯。
何はともあれ、空気が美味く、天気が良く、コンビニおにぎりも不思議と美味しく感じる。

ここで、一年ライダーがヒット商品を採集。

コブルリオトシブミ。体長約10mmのオトシブミで、主にカエデに来る。
背中と胸のイボイボがちゃ〜むポイント。
保育社の原色甲虫図鑑によると「やや珍しい」指定。

天才建築家ガウディーは「人間の作り出す形は全て既に自然の中にある」と言っている。
自然の造形とはわずか1cmの虫にすらこれほどのデザインをあたえる不思議ですな。


あいかわらず、ブラブラと道ばたの虫を見ながら先を進む。


は〜ぃ、ペプA行き〜。
ツマジロカメムシだそうです。
中々メタルな味わいのカメムシですねぃ。

 
モミの伐採木が何本もある所で一年アラカワヘッドがヒット商品。

ハイイロハナカミキリの♀。
15mmを超えるカミキリで首が細くて肩幅がある、いぃカミキリです。

春先に出てきて活動するので採れるかな〜と密かに思っていただけにうれしい。
が、しかし先に採られ、teneは燃え上がった!(笑)

もう少し先のポイントでやっとこさ採集、撮影ができました。
と思ったらビシバシ飛んできて、合わせると6匹も採れた(´w`)

 
交尾写真もさつえぇ〜。

中々撮れない写真だと思うが…いかがでしょ?

中にはダニをしょってる個体もいましたよぉ。

標本にする時ははがしちゃうけど、一応記録しておこっと。


"帰りがけの駄賃"でオオトビサシガメを発見。
20mmを超える大型のサシガメ。かっくぃぃじゃないの。

 
そして再び歩いて駅まで帰る。
ヒラコブの姿は相変わらず見れなかったぁ。

偶然会った、昆研以外の団体の虫の先輩が1ペア採っているのを見せてくれて、撃沈..(´○`)


高尾駅に着いたらもう4時とか。
よく歩いた&虫を採りました!おつかれ〜

この後は部室で虫の名前を調べて、展足教えて……飲み?(苦笑)

 
  ぇ〜と写真は全てteneが撮影。コブルリのは焦点をずらしたモノを3枚合成してます。
コブルリとダニをしょったハイイロハナ以外は全て生態写真(やらせじゃないでふ)。


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