昆研合宿2004
岐阜県新穂高
(6〜9.[.2004)
参加者 現役18名、OB1名
今年の夏合宿は、現役18人という近年最大規模となりました。
合宿地の選定には時間がかかりましたが、
豊かな自然が残っている場所で普段見られない虫を見るために
岐阜県上宝村新穂高になりました。
メンバー全員で採集に行くのは新歓採集以来です。
昆虫採集、温泉、飲み会、テント泊と楽しんできました。
6日夜に農工大に集合し、車4台に分乗して出発。
途中外灯を見たりしながら進み、翌日目的地に到着しました。
澄んだ空気、青々とした山並み、透き通った水、青い空。
大学のある東京と比べると別世界です。
採集場所に選んだ場所は3つあり、
7、8、9日の3日間、車ごとに分かれて巡りました。
環境が良いため、さまざまな昆虫を見つけることができました。
ヒメシジミ(DAI氏撮影)
発生後期で綺麗な個体は少なかったです。
オオゴマシジミ(DAI氏撮影)
こちらも発生後期で傷ついた個体が多く見られました。
ベニヒカゲ(DAI氏撮影)
登山をしていると汗を吸いに寄ってきます。
クモマベニヒカゲも1匹いました。
スジボソヤマキチョウ(DAI氏撮影)
アザミの花で吸蜜しているところです。
オオクロハナカミキリ(Genka撮影)
ブナの立ち枯れに産卵しているところです。
ブチヒゲハナカミキリ(ムカワ氏撮影)
シシウドの花にて交尾中。
マルガタハナカミキリ(DAI氏撮影)
前脚の手入れをしている所です。
アオハムシダマシ(DAI氏撮影)
花の上で宝石のように光ります。
ツノアオカメムシ(DAI氏撮影)
夜に懐中電灯で照らすとキレイなカメムシです。
マメコガネ(ムカワ氏撮影)
こんなところにも分布していることに驚きました。
夜には発電機を回して蛍光灯をつけ、峠で灯火採集をしました。
ガが蛍光灯を埋め尽くすほど集まってきて
その中に小さい甲虫が埋もれている状態でした。
燃料が切れるまで狂喜しながら採集する人、
沢山のガをじっくり見てその多様な模様に気づく人、
眠さをこらえながら待つ人などに分かれていました。
最終日には、安房峠で記念写真を撮りました。
この後、また車4台で農工大へ帰りました。
7日夕方に夕立があっただけで
天気に恵まれた3日間でした。
週末ではとてもできない遠征をして、
みんなと一緒に生活・行動できるのが合宿の楽しみです。
みんなが安全運転を心がけてくれたおかげで
長旅を無事故で終えることができました。
OBのH.Wさんも遠いところからご参加いただき
ありがとうございました。
By Genka
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