三国峠越え

(17.Z.2004)

参加者 Genka、OBのWさん


先週、1匹だけ採集することができたキベリカタビロハナカミキリ。

学名Pachyta erebia Bates,1884(パキタ・エレビアとでも発音するのでしょう)

愛称はパキタで、人気があるカミキリムシです。

今回は生態写真を撮ることを目的に

再び三国峠へ行ってきました。


17日の早朝、アカムネハナカミキリがいた場所に寄りましたが

もう発生が終了しており、その姿はありませんでした。

そして、目的の三国峠へ向かいます。

先週の様子から想像していた通りに、

ノリウツギが満開で、採集者も何名か訪れていました。

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峠ではアサギマダラの姿が目立ちます。

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ひらひらと花から花へと飛び回り、吸蜜しています。

ノリウツギにはハナカミキリの仲間が群がっているのが見えます。

2人とも網を取り出して、さっそく採集開始です。

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日当たりのよい所のノリウツギを、

何回もすくっているとさまざまな甲虫が入ります。

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これはミドリカミキリです。

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こちらはキヌツヤハナカミキリ。

他には、ヨツスジハナカミキリ、フタスジハナカミキリ、ブチヒゲハナカミキリ、

ルリハナカミキリ、ジャコウホソハナカミキリ、カタキハナカミキリ、

コヨツスジハナカミキリ、マルガタハナカミキリ、ニンフハナカミキリ、などなど

ハナカミキリと名のつくカミキリムシが多数採れます。

甲虫ではオオトラフコガネ、アオアシナガハナムグリなどがいます。

そのうち、目的のパキタも網に入りました。

今回もパキタは花にいることはわかったので、

今度は写真撮影のために、網を使わず目で探すことにしました。

そして10分ほどで、ようやく発見しました。

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他のハナカミキリに比べて太目の体、間違いありません。

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花から花へとせわしなく歩き回り、

花粉を食べています。

フラッシュたいても逃げないので2人でどんどん撮影します。

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最後は車の上に乗って撮影しました。

目的のキベリカタビロハナカミキリを撮影し、

ひととおり花をすくった後で天気が悪くなり、

前回同様に埼玉経由で大学へ戻りました。

ノリウツギに甲虫が群がる姿はやはり見ていて楽しいです。



By Genka



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