2日連続曇天の奥多摩
(23.X.2004)
参加者 Genka、K山、TAGAWA、Y.M、ムカワ
奥多摩の夜を耐え、23日の朝を迎えました。
K山氏の車で皆がやってくるまでの1時間、
灯火めぐりをすることから1日が始まりました。
だいぶ明るくなっていたため、
灯火に来ていたほとんどの虫は飛び去ったあとでした。
トンネルの中でオオミズアオが残っているのが目に付きました。
しばらくして4人と合流し、昨日とは逆の林道を目指します。
昨日よりもさらに曇っています。
気温も低くなっています。
このように水が染み出ている場所がありますが
カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハの姿はありません。
各自、網で木の葉や草をスイーピング(すくい取り)して
進んでいきます。
4人が見ているのはビーティングネット(叩き網)です。
使うときはまず木の葉の下などにこの網を構えます。
葉を別の棒で叩く(ビーティングする)と、
止まっていた昆虫が大量のゴミとともに落ちてきます。
網には白い布を張ってあるので落下した昆虫は探しやすくなってます。
ハサミムシやクモ、枯葉などが落ちてくることがほとんどですが
たまに甲虫が落ちてきます。
大きいのはセンチコガネ、小さいのはルリハムシです。
どちらも金属光沢を放っています。
こんな感じで小さい昆虫はたくさん見つかります。
コンクリートの上に小型甲虫を発見し、
撮影に挑戦しているところです。
被写体はこちら(直径約5ミリ)。
テントウゴミムシダマシの1種です。
スイーピングではタケウチトゲアワフキが採れました。
アカスジキンカメムシの幼虫です。
林道そばの草にはカワゲラの1種が止まっていました。
林道をひたすら進んでも、チョウの姿はほとんどなし。
3回ほど、ヤマキマダラヒカゲが飛んできただけです。
・・・・・・・・・
天気が回復するきざしは全くありません。
「小型甲虫しか採れないのは退屈だ。」
「もう、これ以上進んでも仕方がない。」
ということで、昼前に林道を後にしました。
By Genka
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||