多摩丘陵谷戸巡り

(15.XI.2003)

多摩丘陵の南側にある谷戸へ

水生昆虫を探しに行きました。


まずは、川崎市にある谷戸へ。

今回は水中用の網も持って行きました。

地図で見た限り、池や湿地があり面白そうだったのですが・・・・・

ハンノキ林

湿地にはハンノキ林が

護岸された池

池もありました

しかし、写真をよく見るとわかるように、手すりや柵が巡らされていたのです。

どうやら自然を残す地域に指定されていたようです。

「生きものをとらないで」という看板もありました。

しかたないので何もせず撤退。

地図を見て、もうひとつの場所へ。


1時間ほど歩いてその場所に到着。町田市です。

谷戸の入り口に稲刈りが中途半端に終わった水田を発見。

稲刈りが終わった水田

その脇を流れる小川(用水路)をすくってみると、

ドジョウ

ドジョウが何匹か採れました。

ザリガニも結構いました。

でも昆虫はヤゴのみ。

そこで、長靴に履き替え、奥にある湿地帯(かなり昔に放棄された水田)を目指すことに。

笹を掻き分け、ぬかるみに足をとられながらも、

水溜りをすくいながら奥へ奥へと進みます。

水溜りをすくう

ところが、網を覗き込んでも落ち葉ばかり。

時々ヤゴが1匹ほど入るのみでした。

だんだんやる気が・・・・


やがて、湿地の終点にたどり着きました。

最後の水溜り

同時に水溜りも発見。

引き返す前に、これで最後とばかりすくってみると、ひときわ大きいヤゴが姿を現しました。

ヤゴ

どうやらオニヤンマのヤゴのようです。

すこしやる気が出てきたので、さらにすくってみると、

ホトケドジョウ

ホトケドジョウが2匹採れました。


当初の目的とは程遠い結果でしたが、

天気もあまり良くなかったので早めに現地を後にしました。


ヤゴ、ホトケドジョウ、ドジョウは現在部室で飼育中。

体格差が大きいので、ヤゴと魚は共存しています。

ヤゴが順調に育てば、今年夏には成虫が見られそうです。


ヤゴが羽化しました

オニヤンマ羽化

2004年4月19日に部室の水槽を見たらヤゴが泥から出てきてウロウロしていました

翅の付け根がやや盛り上がっていました

羽化しそうだと直感して割り箸を立てて帰宅しました

その日の夕方に連絡を受け羽化したことを知りました

翌日20日の朝に写真撮影しました

やはりオニヤンマでした

By Genka

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